計12トライの大勝!リーグ戦5連覇へ一貫性のあるプレーにこだわる
△国歌静聴する選手たち
10月30日(日)関東大学リーグ戦 対関東学院大 @アースケア敷島サッカー・ラグビー場
東海大 74-7関東学院大
(前半24ー0 後半50ー7)
〈スターティングメンバー〉
1PR井上優士(体育学部4年)
2HO下江康輔(体育学部3年)
3PR石橋慎悟(体育学部4年)
4LO椎名耀ニ(体育学部3年)
5LOワイサケ・ララトゥブア(体育学部4年)
6FL薄田周希(体育学部1年)
7FLレキマ・ナサミラ(体育学部4年)
8No.8井島彰英(体育学部4年)
9SH清水麻貴(法学部4年)
10SO武藤ゆらぎ(体育学部3年)
11WTB本間智貴(体育学部4年)
12CTB伊藤峻祐(体育学部4年)
13CTB近藤翔耶(体育学部2年)
14WTB照屋林治郎(法学部4年)
15FB谷口宜顕(体育学部4年)
〈リザーブ〉
16高橋凜(工学部3年)
17安藤良太(体育学部3年)
18細川大介(政治経済学部3年)
19中山竜太朗(体育学部2年)
20アフ・オフィナ(体育学部3年)
21竹田怜央(体育学部3年)
22奥田泰進(体育学部1年)
23何松健太郎(体育学部3年)
【試合レポート】
前節の流通経済大戦を終えリーグ戦首位に立った東海大は関東学院大と対戦。スタメンにはここまで全試合出場を果たしていた岡村優太(体育学部2年)に代わりリーグ戦デビューとなった本間智貴(同4年)が名を連ねた。勝利をあげた3試合全てでボーナスポイントをあげた攻撃力と、春から練習を積んだ前に出る守備を武器に勝利を目指す。
前半から攻勢に出たい東海大は開始5分、中央から外に開いていた照屋林治郎(法学部4年)にパスを繋ぐと、タッチライン際で固まっていた守備陣を巧みなステップでかわし先制点をあげる。直後には敵陣深くからラインアウトを獲得し、得意とするモールで押し込む攻撃で追加点。試合の入りから連続して得点をあげ、試合の主導権を握った。
開始10分で2本のトライと勢いに乗ったがミスも重なり、得点が動かないまま30分が経過した。序盤に比べ攻撃のペースは落としていたものの、レキマ・ナサミラ(体育学部4年)がラインブレイクからタッチラインまで独走しトライ。欲しかった得点をあげると、37分にも武藤ゆらぎ(同3年)が相手の隙をつくクイックスタートで照屋のトライを演出し得点を重ねる。終盤に立て続けのトライを決めるなど勢いを取り戻し24―0で前半を折り返した。


後半開始5分、武藤が得意とするステップとDFを誘うパスダミーで翻弄し得点をあげる。その後失点を許したが、レキマが相手DF2人のタックルを受けながらのトライで流れを渡さない。その後は石橋慎悟(同4年)や本間智貴(同)にもリーグ戦初トライを記録。さらにレキマがこの日3本目となるトライを決めるなど着実に得点を重ねた。


既に41分とノーサイドの笛が近づいていたが、攻撃の手は緩めなかった。相手のリターンから隙を見逃さずマイボールにすると、少ないフェーズで正確に繋ぎ最後は中山竜太朗(同2年)が豪快なトライ。さらには続くリターンでもワイサケから細川大介(政治経済学部3年)へと繋ぎそのまま独走してトライを決めた。リザーブメンバーも力を見せたチームは後半だけでも50得点と圧倒的な攻撃力で大勝。リーグ戦5連覇に向け弾みをつけた。

試合後、木村季由監督(体育学部教授)は、「試合の途中でミスやペナルティからリズムを崩したこともあったが、ゲームの中で修正しながらリザーブメンバーもプレーすることが出来たので、次に繋げていきたい」と振り返った。また伊藤主将は、「ラストパスの精度など、次の課題を残したがDFの面では相手に寄らずに自分たちのやろうとしているプレーが出せたのは収穫になった」と語り、POMに輝いたレキマは、「今日はベストナプレーが出来た。チームとしてもろうとしてきたことが出来たのでいいゲームだった」と笑顔を見せた。


☆次戦は11月13日、小田原城山陸上競技場にて大東文化大学と対戦です。応援よろしくお願いします!
〈記事・塩澤風太、写真・廣瀬愛理〉
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