【湘南校舎女子ハンドボール部】 関東学生春季リーグ戦第4戦 日本女子体育大学戦 「見事な圧勝劇! 勇気ある積極果敢な攻撃で春季3勝目を掴む」
見事な圧勝劇! 勇気ある積極果敢な攻撃で春季3勝目を掴む!!
4月30日(日)
関東学生春季リーグ戦女子1部 第4戦
VS日本女子体育大学 @国士舘大学多摩キャンパス
(19-8)
(17-15)
〇36-23
【スターティングメンバー】
2奥村由紗(体育学部1年・センター)
3白石理子(体育学部4年・左45)
8小柴夏輝(体育学部4年・右45) ※副主将
9小林愛 (体育学部4年・ポスト) ※主将
10千葉有紗(体育学部2年・右サイド)
12千葉楓 (健康学部3年・キーパー)
26大田歩果(体育学部3年・左サイド)
28佐藤愛 (理学部3年・ポスト)
【途中出場選手】
1武江真穂 (体育学部1年)
6上遠野空 (体育学部2年)
7金城菜々子(体育学部2年)
11今井綾音 (体育学部3年)
15新方里桜 (文学部2年)
17清水亜美 (体育学部3年)
18名嘉陽菜 (体育学部1年)
19長﨑莉緒 (体育学部2年)
【試合レポート】
前日の悔しい引き分けから一夜明け、「ミーティングを徹底的にやってきた」と栗山雅倫監督(スポーツプロモーションセンター教授)。「自分たちが大事にしている『ディフェンスから速攻』を軸に、上手にいくことよりも攻めきる気持ちを大事にすること。ダメなときに謝るのでなく、お互いに激しく要求しながら一つひとつのプレーをやっていくことを確認した」と話す。春季リーグ戦も半ばに入り、課題に追求して第4戦に挑んだ。
第4戦の相手は日本女子体育大学。今季初勝利を狙う相手に東海大は前試合からスタメンを変更し、千葉有紗(体育学部2年)と奥村由紗(同1年)を抜擢した。ここまで積極果敢なプレーで活躍を見せる下級生2人を起用し、東海大らしい機動力ある攻撃的なスタイルで試合はスタートした。

△攻撃的な守備で初のスタメンを掴んだ千葉有紗

△奥村は司令塔ポジション・センターでスタメン出場
栗山監督は、「攻撃の幅を広げるために奥村をセンターに起用した」と話す。(写真左)
試合開始早々、注目のスーパールーキー奥村は早速期待に応える。バックプレーヤーとの速いパス回しからドリブルで切り込むと、体勢を崩されながらもカットインで先取点を奪った。ルーキーの活躍に感化され、先輩たちも負けじと白石理子(体育学部4年)のカットインや大田歩果(体育学部3年)の速攻など、5連続得点で序盤から一気に突き放す。

△この試合、11得点の大活躍を見せた白石
ここまで4年間チームを支え続けた白石の競技人生は、「大学で終える予定」と話す。「残り1年間、後悔なくやりきりたいという気持ちが強い。今までの結果に満足せず、最後まで成長し続けられるように一日一日を大切にしていきたい」と意気込んでいる。
前半中盤になっても、東海大の攻撃は止まることなく走り続けた。小柴夏輝(体育学部4年)のロングシュートやキャプテン小林愛(同)のポストシュート、さらには白石の3連続得点など攻撃的に攻める気持ちで得点を量産。さらには、GK千葉楓(健康学部3年)が要所要所で相手のシュートをキーピングし、19ー8と11点差を付けハーフタイムとなった。

△前半をわずか8失点で抑えた千葉楓
後半では、下級生も多く出場する試合となった。昨年度から出場を続ける上遠野空(体育学部2年)が持ち味のカットインで得点を決めると、約1年の大怪我から復活を遂げた金城菜々子(同)が相手のディフェンスを振り切り、公式戦初ゴールを決めた。2年生2人から滲み出る、『絶対得点を決めたい』という気持ちでチームをさらに勢いづかせた。

△金城は高校3年時の全日本高校選手権大会で優秀選手賞に輝き、チームを準優勝に導いた実績を持つ。現在スタメン争いが熾烈なチーム状況で、ポテンシャル抜群な金城の活躍にも目が離せない!
後半終盤、相手の連続得点で点差を縮められる場面もあったが、常に10点差以上つけるセーフティーリードを保つ。さらには大田の連続得点や、佐藤愛(理学部3年)の速攻で得点を重ね相手を圧倒。結果、36-23と前日の引き分けを払拭する大差をつけ、快勝となった。

△白石に次ぐ7得点の活躍を見せた大田
「去年自分とか愛(佐藤)がスタメンで出場していたので、経験豊富な4年生だけが引っ張るのではなく、自分たち3年生も精神的な面でチームをサポートしていきたい」と話している。

△佐藤は昨年度同様、今年度も主にディフェンスでスタメン出場を果たしている(写真左)
しかし今年度に入り、「攻撃にも参加したい」という気持ちが芽生えているという。「チームの武器である速攻で攻めるときに、オフェンスの選手と交代しないで攻める方が楽に得点できると思うので、攻撃面でも活躍する選手になりたい」と語る。
試合を終え栗山監督は、「通常の試合ではゲームコントロールするところを、今日は自分たちのベース作りを意識して戦った。多少強引の部分もあったけど、優勝するためには勇気を持った攻撃的なプレーが必要になるのでそれが最後までできたことはよかった」と振り返る。次戦に向け、「一つも落とせない命懸けの試合が続くので、今日のベースに満足せずさらに高みを目指してやっていきたい」と話す。
小林主将は、「今日は得意の速攻を序盤から出すことができたので、来週の試合でも自分たちのプレーを存分に発揮できるよう1週間練習していきたい」と意気込む。
☆次戦は5月6日14時から、東京女子体育大学にて日本体育大学と対戦します。現在、3勝1分の2位につける東海大。春季リーグ戦連覇へ、多くの声援で選手たちにエールを届けましょう。応援よろしくお願いします!!
(記事・写真=柳内紀輝)
4月30日(日)
関東学生春季リーグ戦女子1部 第4戦
VS日本女子体育大学 @国士舘大学多摩キャンパス
(19-8)
(17-15)
〇36-23
【スターティングメンバー】
2奥村由紗(体育学部1年・センター)
3白石理子(体育学部4年・左45)
8小柴夏輝(体育学部4年・右45) ※副主将
9小林愛 (体育学部4年・ポスト) ※主将
10千葉有紗(体育学部2年・右サイド)
12千葉楓 (健康学部3年・キーパー)
26大田歩果(体育学部3年・左サイド)
28佐藤愛 (理学部3年・ポスト)
【途中出場選手】
1武江真穂 (体育学部1年)
6上遠野空 (体育学部2年)
7金城菜々子(体育学部2年)
11今井綾音 (体育学部3年)
15新方里桜 (文学部2年)
17清水亜美 (体育学部3年)
18名嘉陽菜 (体育学部1年)
19長﨑莉緒 (体育学部2年)
【試合レポート】
前日の悔しい引き分けから一夜明け、「ミーティングを徹底的にやってきた」と栗山雅倫監督(スポーツプロモーションセンター教授)。「自分たちが大事にしている『ディフェンスから速攻』を軸に、上手にいくことよりも攻めきる気持ちを大事にすること。ダメなときに謝るのでなく、お互いに激しく要求しながら一つひとつのプレーをやっていくことを確認した」と話す。春季リーグ戦も半ばに入り、課題に追求して第4戦に挑んだ。
第4戦の相手は日本女子体育大学。今季初勝利を狙う相手に東海大は前試合からスタメンを変更し、千葉有紗(体育学部2年)と奥村由紗(同1年)を抜擢した。ここまで積極果敢なプレーで活躍を見せる下級生2人を起用し、東海大らしい機動力ある攻撃的なスタイルで試合はスタートした。

△攻撃的な守備で初のスタメンを掴んだ千葉有紗

△奥村は司令塔ポジション・センターでスタメン出場
栗山監督は、「攻撃の幅を広げるために奥村をセンターに起用した」と話す。(写真左)
試合開始早々、注目のスーパールーキー奥村は早速期待に応える。バックプレーヤーとの速いパス回しからドリブルで切り込むと、体勢を崩されながらもカットインで先取点を奪った。ルーキーの活躍に感化され、先輩たちも負けじと白石理子(体育学部4年)のカットインや大田歩果(体育学部3年)の速攻など、5連続得点で序盤から一気に突き放す。

△この試合、11得点の大活躍を見せた白石
ここまで4年間チームを支え続けた白石の競技人生は、「大学で終える予定」と話す。「残り1年間、後悔なくやりきりたいという気持ちが強い。今までの結果に満足せず、最後まで成長し続けられるように一日一日を大切にしていきたい」と意気込んでいる。
前半中盤になっても、東海大の攻撃は止まることなく走り続けた。小柴夏輝(体育学部4年)のロングシュートやキャプテン小林愛(同)のポストシュート、さらには白石の3連続得点など攻撃的に攻める気持ちで得点を量産。さらには、GK千葉楓(健康学部3年)が要所要所で相手のシュートをキーピングし、19ー8と11点差を付けハーフタイムとなった。

△前半をわずか8失点で抑えた千葉楓
後半では、下級生も多く出場する試合となった。昨年度から出場を続ける上遠野空(体育学部2年)が持ち味のカットインで得点を決めると、約1年の大怪我から復活を遂げた金城菜々子(同)が相手のディフェンスを振り切り、公式戦初ゴールを決めた。2年生2人から滲み出る、『絶対得点を決めたい』という気持ちでチームをさらに勢いづかせた。

△金城は高校3年時の全日本高校選手権大会で優秀選手賞に輝き、チームを準優勝に導いた実績を持つ。現在スタメン争いが熾烈なチーム状況で、ポテンシャル抜群な金城の活躍にも目が離せない!
後半終盤、相手の連続得点で点差を縮められる場面もあったが、常に10点差以上つけるセーフティーリードを保つ。さらには大田の連続得点や、佐藤愛(理学部3年)の速攻で得点を重ね相手を圧倒。結果、36-23と前日の引き分けを払拭する大差をつけ、快勝となった。

△白石に次ぐ7得点の活躍を見せた大田
「去年自分とか愛(佐藤)がスタメンで出場していたので、経験豊富な4年生だけが引っ張るのではなく、自分たち3年生も精神的な面でチームをサポートしていきたい」と話している。

△佐藤は昨年度同様、今年度も主にディフェンスでスタメン出場を果たしている(写真左)
しかし今年度に入り、「攻撃にも参加したい」という気持ちが芽生えているという。「チームの武器である速攻で攻めるときに、オフェンスの選手と交代しないで攻める方が楽に得点できると思うので、攻撃面でも活躍する選手になりたい」と語る。
試合を終え栗山監督は、「通常の試合ではゲームコントロールするところを、今日は自分たちのベース作りを意識して戦った。多少強引の部分もあったけど、優勝するためには勇気を持った攻撃的なプレーが必要になるのでそれが最後までできたことはよかった」と振り返る。次戦に向け、「一つも落とせない命懸けの試合が続くので、今日のベースに満足せずさらに高みを目指してやっていきたい」と話す。
小林主将は、「今日は得意の速攻を序盤から出すことができたので、来週の試合でも自分たちのプレーを存分に発揮できるよう1週間練習していきたい」と意気込む。
☆次戦は5月6日14時から、東京女子体育大学にて日本体育大学と対戦します。現在、3勝1分の2位につける東海大。春季リーグ戦連覇へ、多くの声援で選手たちにエールを届けましょう。応援よろしくお願いします!!
(記事・写真=柳内紀輝)