前半に反撃するも連勝ならず関東大学春季交流大会Aグループ 対早稲田大 @小田原市城山陸上競技場
東海大 19- 33 早稲田大
(前半 14-26 後半 5-7)

〈スターティングメンバー〉
1PRシアレ・オトゥホウマ
2HO安藤良太
3PR杉浦皓亮
4LO中山竜太郎
5LO朴淳字
6FLオフィナ・アフ
7FL佐々木浩祐
8№8大森光
9SH辻時羽
10SO武藤ゆらぎ
11WTB中川湧眞
12CTB何松健太郎
13CTB近藤翔耶
14WTB岡村優太
15FB谷口宜顕
〈リザーブ〉
16高橋凛
17下江康輔
18細川大介
19川瀬悠河
20弓部蒼生
21山田莞太
22中村大介
23田代諒介
24マフィ・ヴィリアミ
25柏原昌太
26栗崎弘樹
【試合レポート】
関東大学春季交流大会の2戦目は昨年の全国大学選手権大会で4強入りを果たした早稲田大学と対戦。小田原市ラグビーフットボール協会協力のもと、小田原市城山陸上競技場で開催された伝統校同士の対戦に駆け付けた観客から大きな声援が送られた。

△円陣を組む選手たち
大雨の中、序盤を制したのは早稲田大だ。強力なFW陣にモールで押され先制を許す。その後も相手のプレッシャーに押され、勢いを止めることができず0ー19とリードを広げられた

△低いタックルにも負けじと前進する杉浦皓亮(体育学部2年)
反撃したい東海大はシンビンを受け数的不利な状況に。それでも、「立ち位置のオフサイドなど、自分たちで減らせるペナルティを無くそうと話した」と谷口宜顕主将(体育学部4年)。反則を少なくしたことでボールを継続してつなぎ、中川湧眞(同3年)と中山竜太朗(同)がトライをあげ東海大がペースを握った。

△トライをあげた中川(左)に笑顔を見せる辻時羽(体育学部3年)(右)

△トライをあげた中山

△追加点に雄たけびをあげる中山
勢いにのったまま前半を終えたいチームは、コンディションの悪い中でも果敢にボールを奪いにいく姿勢を貫いた。しかし、ボールの接点で勝る相手に苦戦し追加点を奪われ14ー26で前半を折り返した。

△雨の中体を張り続けた佐々木浩祐(体育学部4年)
雨が降り続く後半は、互いに相手のディフェンスを崩すことができず、追いかける展開が続く。先に追加点を奪いたいところだったが早稲田大のFW陣にモールを押し切られトライを許す。ゴールも決められ33-14と大きくリードを広げられた。その後は東海大のBKも細かいパスをつないだ攻撃でボールを運び、一進一退の攻防が続いた。

△パスをつなぎゲームをコントロールする武藤ゆらぎ(同4年)
チームはFW、BKが一体となって反撃を試みるも、相手DFのプレッシャーに抑されトライを奪えない。それでも試合終了間際のロスタイムに敵陣ゴール5メートル前からモールで押し込み、途中出場の弓部蒼生(体育学部4年)が意地のトライを奪い、一矢報いる。しかし、試合は5トライを奪った早稲田大が逃げ切り惜しくも敗戦となった。
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△鋭いタックルで相手を抑える選手たち

△最後は力強いモールで相手を押し切った
試合を終え木村季由監督(体育学部教授)は、「チャレンジャーとして臨んだ試合でしたが、空回りが続き試合の主導権を握ることができなかった。しっかり修正して正しいことができていたかを振り返って今後も頑張りたい」と話した。
谷口主将は、「見に来てくれた人に恩返しするには、勝つしかないという気持ちを持っていたので、勝てなくて悔しい。反則の多さが課題なのでこれからの練習で改善していきたい」と前を向いた。

△自慢の脚力で相手をかわす谷口主将
次戦は5月14日東洋大学川越ラグビーグラウンドにて東洋大学と対戦します。応援よろしくお願いします!
(記事・写真:塩澤、山本)
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