勝負強さを発揮し
無傷のリーグ戦6連勝!
9月17日(日)@国士舘大学多摩キャンパス総合体育館
関東学生秋季リーグ戦女子1部 第6戦
VS桐蔭横浜大学
(14-10)
(13-12)
〇27-22
【スターティングメンバー】
2.奥村由紗(体育学部1年・左45)
3.白石理子(同4年・右45)
8.小柴夏輝(同・センター) ※副主将
9.小林愛 (同・ポスト) ※主将
10.千葉有紗(同2年・右サイド)
12.千葉楓 (健康学部3年・キーパー)
26.大田歩果(体育学部3年・左サイド)
28.佐藤愛 (理学部3年・ポスト)
【途中出場選手】
1.武江真穂(体育学部1年)
6.上遠野空(同2年)
14.水谷美海(同1年)
【試合レポート】
前日の日本女子体育大学戦と続けて連戦となった桐蔭大戦は、普段の試合で左45を務める白石理子(体育学部4年)が右45の奥村由紗(同1年)とポジションを交代。リーグ戦6連勝へ、新しいフォーメーションで試合に挑んだ。
△ポジションを入れ替えて試合に挑んだ白石(上右)と奥村(下左)。前半途中からは普段のポジションに戻し、勝利に導く活躍を見せた。
前半序盤、小柴夏輝(体育学部4年)のロングシュートで先制点を奪うも、相手GKの好セーブに苦しみ中々得点を重ねられない。それでも、小林愛(同)がペナルティを獲得し得点を決めると、数的優位となった東海大は小柴の速攻や白石のカットインで連続得点を奪い、徐々に点差を広げていく。
△春季リーグ戦よりも笑顔を見せる姿が多くなった選手たち😊ゴールを決めたあとのガッツポーズは、チームに勢いをつける!
中盤以降は、小林のポストシュートや大田歩果(体育学部3年)の速攻で得点を重ねるが、パスやドリブルでミスが続き点差が縮まる展開に。終盤、GKの千葉楓が相手の速攻をセービングする場面もあったが、ミスで中々得点を奪うことができず14-10で前半を終えた。
△春季リーグ戦からシュート決定率が向上し、多くの得点で活躍を続ける大田
後半序盤は、大田や奥村、小柴のカットインでリードを保ち、試合を進めた。しかし、シュートミスや小林の退場で数的不利となった東海大は、5連続失点で一気に追いつかれ、完全に流れを渡してしまう。
それでも、経験豊富な小林・小柴・白石の4年生トリオが、終盤の勝負どころでチームを大きくけん引。退場から戻ってきた小林が利き腕とは反対のサウスポーシュートで勝ち越すと、白石のカットインや小柴の速攻など5連続得点で一気に突き放し、試合を決めた。途中同点となる苦しい展開となったが、4年生を中心に勝負強い試合を見せ、27-22で秋季リーグ戦6連勝を決めた。
△特に主将の小林はディフェンスでも大活躍。恵まれた体格を活かして相手のロングシュートを何度もブロックし、相手に得点を許さなかった。
【得点内訳】
1.小林愛 7得点✨ 4.大田歩果 4得点
白石理子 7得点✨ 5.奥村由紗 3得点
3.小柴夏輝 6得点
【試合後インタビュー】
栗山雅倫監督(スポーツプロモーションセンター教授)
・試合を振り返り
27得点のうち、評価できる得点は結構あった。途中よくないミスが続いて、それを後半よく修正できていたのはよかった。ただ何回か相手のテンポに合わなかったり、ジャッジのところがフィーリングと違うと、我慢できない時間が続いたかな。
・後半、同点に追いつかれながらも勝ち切れた要因は
試合の中で大きくやることを変えないで、一人ひとりの理解度が上がったところかな。桐蔭大のような遅いテンポのチームは苦手だから、それに合わせてしまった。あと自分たちで相手に関係ないミスをしてしまったところも反省。ここは1つ手網を締めて来週を迎えたいと思います。
・白石・奥村のポジション交代は
攻撃の面で、ポジションを固定しないで試したかったから、今日の試合で攻撃の幅を広げられたのはよかったと思います。
・4年生の勝ちたいという意地のプレーには
最初のうちはそれが空回りすることが多かったけど、今日はよく我慢して戦った。表情崩れなかったのは大変よかったと思います。
・残り3試合、来週以降の意気込みを!
優勝に特化して、そこだけを見てやってきているので、そういうチームはプレッシャーがかかります。その中で1つも落とさないでここまできているので、このまま優勝までいきたいと思います!
大田歩果(体育学部3年)
・試合を振り返り
今日は全然ダメでした。ディフェンスが真ん中に集中しすぎて、自分のマークがおざなりになったところ、速攻でもっと絡めるところがあったのでまだまだです。
・ここまでのリーグ戦を振り返り、成長している点は
春は1点や2点のときがあって波があったけど、秋は平均的に得点が取れるようになってるからそれは春から改善できています。だけど、シュートが雑になってる部分があるのでそれは改善したいです。
・今季は速攻で多くの得点を。意識している点などは
切り替えを大事にしているので、フロントコートだけじゃなくバックコートでの3歩出しも意識してやっています。
・片手キャッチもよく見られますが、ご自身は強みと感じていますか?
チーム全体で、片手キャッチを普通にできるようにしようって言っているので、それを特別視するというよりは普通に使えるように練習をしていて。(他の人より実践的に使えるようになったから)強みになったと思います!
・優勝に向け残り3試合。意気込みを!
接った試合をしたとしても、自分たちのハンドボールをして勝ち切れるように、最終戦まで2週間努力していきます!
佐藤愛(理学部3年)
・試合を振り返り
相手がゆっくり攻めてくる攻撃に対して、最初は仕掛けることができていたけど、途中から相手に合わせてしまったり、最後の詰めの部分で悪いところもあったのでそこが反省です。
・後半には退場した場面もありましたが…
相手へのシュミレーションや演技してくることに対して、もう少しホールドしていれば退場は無かったと思うし、相手のプレーに対しての詰めが甘かったと思います。
・ここまでの秋季リーグ戦を振り返りと
全試合、勝ち切れてるところはいいと思うし、勝ってる中で自分たちの反省点を見つけられているのも今後の試合につながる部分だから、今後も勝つことにこだわっていきたいと思います。
・優勝に向け残り3試合!意気込みを!!
どんな試合も勝つことは簡単じゃないから、努力して1点でも2点でも勝ち切って優勝します!
☆次戦は9月23日(土)14時30分から国士舘大学多摩キャンパスにて行われる国士館大学戦です。春季リーグ戦優勝の筑波大学と並び、全勝で突き進むマーメイズ🧜♀️秋季リーグ戦2連覇へ、残り3戦も応援よろしくお願いします!!
☆また秋季リーグ戦直前特集として、現在スタメンなどで活躍する7名のインタビュー記事もブログで掲載中です。是非ご覧ください⬇️
(記事・写真=柳内紀輝)
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