6月12日vs関東学園大
(25-20)
(25-18)
(27-6)
○東海大99(22-26)70関東学園大
スタメン
#7晴山ケビン
#10バランスキー・ザック
#21橋本晃佑
#22飯島理貴
#0ベンドラメ礼生
=GAME REPORT=
4年ぶりのタイトル獲得へ―。関東大学新人戦が開幕した。関東トーナメントでも主力として経験を積んだ選手が多く、優勝候補としても挙げられている。だが「自分たちは決してチャンピオンではない」と#8藤永佳昭。陸川章監督も「一つひとつ成長を」と話し、試合経験の少ない選手も含め、短い期間の中でどこまでチームが一つになるかが重要になる大会だ。
初戦の相手は関東学園大。4部ではあるが「中学高校とキャリアのある選手がそろっている」(陸川監督)ことに加え、機動力とシュート力が高いチームだ。
第1Q、序盤はミスマッチを生かしゴール下を攻め込み、ベンドラメのドライブや橋本のインサイドを軸に加点する。だが陸川監督が「初戦の固さがあった」と振り返った通り、シュートミスやディフェンス時の連携ミスが目立つ。橋本らインサイドプレーヤーが180詑紊料手にマッチアップすることで起きる、逆ミスマッチからドライブを与えてしまう。最後もブザービーターでドライブを決められ、25-20で終了する。
第2Qも橋本、ザックのインサイドでイニシアチブをとる。今大会主将の#8藤永佳昭がベンチから出場すると、球離れが良くなりリズムのいい攻撃を展開。固さも徐々にとれ、速攻も出るようになり点差を広げる。50-28の12点差に差を広げ、後半へ進む。
第3Q、東海大強さの真骨頂を見せる。オールコートの厳しいディフェンスからスティールを連発し、前半は取られていたリバウンドもガッチリキープ。橋本のダンクシュートや#6岩田涼太の3PシュートなどでこのQは27-6。守りから流れを作り77-44で大差をつけた。
第4Q、主力選手をベンチに下げ、控え選手が出場。その中でも#1小島元基や#20今野駿の3Pシュート、#45頓宮裕人の積極的なインサイドプレーなど各選手が短い時間なでアピールをする。ベンチ入りメンバー全員出場で99-70のスコアで勝利した。
しかし今日の出来は、陸川監督、藤永とも満足はしていなかった。序盤の固さに加え、リズムを作るべきディフェンスから崩れた。「明日の慶應義塾大戦では修正をしなければ」と口をそろえ、チームが一つのヤマ場としている試合を前に気を引き締めた。陸川監督は「関東トーナメントの経験はプラス」とした上で、「試合は出ていたけど、まだ試合を動かしてはいない。この大会でどこまでそれができるか」と成長を課題に挙げた。
次戦は慶應義塾大。昨年からスタメンを務める伊藤良太選手に、有望な1年生を加えたチームだ。東海大同様、関東トーナメントから試合に出場している選手が多くあなどれない。「決してチャンピオンではない」。藤永のこの言葉を毎試合胸に秘め、4年ぶりの新人戦優勝とタイトル獲得を目指す。
=NEXT GAME=
6月13日 18:00~
関東大学新人戦
対慶應義塾大 @駒沢屋内球技場
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