【男子バスケットボール部】関東大学リーグ戦第5戦vs筑波大(○78-76 会場:国立代々木競技場 第二体育館)

注目の全勝対決
最大13点差を跳ね返し逆転勝利


9月15日vs筑波大


       (16-19)
       (16-15)
       (19-25)
○東海大78(27-17)76筑波大




スタメン
狩野祐介(体4)
高山師門(体4)
和田直樹(体3)
晴山ケビン(体2)
バランスキー・ザック(文2)



=GAME REPORT=
 関東大学リーグ戦第5戦は4連勝中の筑波大。全勝対決となった。シューター陣をそろえ爆発力もある一方、インサイドにも強みを持つ。リーグ戦前半でポイントとなる試合。田中大貴(体3)、橋本晃佑(体1)を欠くチームがどこまで戦えるかを証明する試合になった。
 試合はザックの連続ミドルシュートでスタート。さらに「機動力に対応するため」(陸川章監督)にスタメンに起用された高山が積極的なプレーを見せる。しかし筑波大の外角シュートが高確率で決まり、主導権を握られる。それでも山田啓典(体4)、狩野と4年生の得点で、第1ピリオドは16-19と3点ビハインドにとどめる。
 第2ピリオドはベンドラメ礼生(体1)の3Pシュートで先制するとディフェンスから流れを作る。厳しいプレッシャーからミスを誘い出し、狩野の3Pシュート、ベンドラメのスティールからの速攻が立て続けに決まり一気に14連続得点。「ここで継続していればより点を離すことができた」と狩野が振り返る通り、相手を突き放すチャンスではあったがディフェンスのほころびから徐々に得点を奪われ始める。その間東海大は防戦一方。我慢の時間帯になる。得点が奪えず、連続得点後は5分間で1ゴールのみ。再び逆転を許し、32-34で前半を終える。


 前半で体を張ったプレーが光った山田をスタメンに据えた後半、ザックと山田のインサイドを中心に逆転に成功する。ここでも筑波大は粘り、笹山貴哉選手の3Pシュート(この試合7本)やリバウンドで得点され、残り3分を切り42-55と13点差まで開く。状況を打開すべく佐藤正成(体3)、須田侑太郎(体3)とアグレッシブな選手を投入する。苦しい中、佐藤がスピードのミスマッチを生かしたドライブをファウルを受けながら決め、さらにリバウンドシュートをもぎ取り期待通り活躍を果たす。51-59と点差を1桁に戻し最後の10分間を迎える。
 第4ピリオド、控え選手が作った流れをなんとか継続させたかったが、筑波大の外角シュートが止まらない。残り6分を切っても重くのしかかる12点差。しかし選手たちは諦めていなかった。「夏の合宿でなにをやってきたかを試すとき―」(陸川監督)。狩野の連続3Pシュートで口火を切ると、この試合不調だった晴山がスティールからの速攻などで得点。さらに須田も連続で3Pシュートを決め、残り2分で75-73とついに逆転。その後は3Pシュートを決め返されるも、晴山がドライブからザックのゴール下シュートを演出し78-76。最後のディフェンスも全員ディフェンスで守りきり、見事最大13点差を逆転し勝利した。
 “ディフェンスチーム東海”の名のごとく、固い守りが逆転勝利へと導いた。「この勝利は本当に大きい。選手たちの自信にもつながった」と陸川監督、狩野は口をそろえる。特に須田と佐藤の活躍は大きく、「ベンチのメンバーが自分たちの良さを出してくれた」と陸川監督は笑みを浮かべた。
 「しっかりディフェンスをして速攻につなげる。これが自分たちのバスケット」と狩野が語るように勝負どころで速攻が出たことが大きく、その攻撃を後半指揮したベンドラメも「まだ不安はある」と言いながらも、スピードを生かしたドライブなどで勝利に貢献した。
 それぞれの役割が明確化され、誰もが“チームのために”と積極的なプレーを見せる。これまで状況を打開してきたエースが不在の中、全員でつかんだ5連勝。今や春までの“田中頼み”だったチームではない。この快進撃は紛れもなく、エース不在の不安をぬぐい去るべ努力した選手たちの結晶だ。夏を耐え抜いたチームはこの試合でまた一つ階段を上ったに違いない。(吉田)





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