2年生が流れを変えた!
4年ぶり決勝の舞台へ
【STARTINGMEMBER】
#0 寺嶋良(体2)
#1 大倉龍之介(体2)
#16 中村碧杜(体2)
#19 西田優大(体1)
#25 平岩玄(政2)
【GAMEREPORT】
昨年の関東大学新人戦の優勝校、青山学院大を破った拓殖大。終始譲らない試合になったが、第二ピリオドからリードを保ちつつ見事、74-64で勝利した。
第一ピリオド、ともに点の取り合いが激しく緊迫した戦いとなった。序盤に寺嶋の連続ポイントが決まり流れを切らさない。ゴール下の戦いは特に激しく、相手の外国人選手にリバウンドで苦しみ、東海大のセンター陣にファールがかさむ。残り4分以降は相手にリードを許したまま20対17で第一ピリオドを終える。
第二ピリオド、一時は25対19とこの日最大の点差を付けられたが、ここで陸川章監督(体育学部教授)の采配が輝く。タイムアウトから立て直し、見事なディフェンスから点差を詰めた。残り3分で平岩のバスケットカウントが決まる。終了間際に西田の3ポイントシュートが決まり逆転。34対35と東海のリードで第二ピリオドを終える。監督の采配とそれに応える選手の強さが見えたピリオドだった。
▲逆転の3ポイントシュートを決めた西田
第三ピリオド、大倉のミドルシュートが高確率で決まり勢いづく。寺嶋が「点数以外のところでリバウンドやルーズボールを追えた」というようにシュートに繋がるシーンが目立った。笹倉怜寿(体2)のスティール、寺嶋のリバウンド、津屋一球(体1)のシュートが決まり46対57と11点差に広げ第三ピリオド終了。
最終ピリオド、相手の連続ポイントが決まり3点差まで追い上げられるが、ここで粘り強さを見せた東海。ディフェンスからリズムを作り、リードを守りきった。最後は10点差をつけ、64対74で勝利した。
▲流れを作った笹倉
拓殖大との試合を終えて、陸川監督は「ファールトラブルがあった中で全員でよくボールを繋げた試合だった。次戦もディフェンスからゲームの展開を作っていきたい」と話した。(吉倉)
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