秋リーグ後半戦突入! 明治大戦、白熱のシーソーゲーム
【STARTING MEMBER】
#0 寺嶋良(体2)
#19 西田優大(体1)
#22 笹倉怜寿(体2)
#25 平岩玄(政2)
#28 津屋一球(体1)
【GAME REPORT】
早くもリーグ戦は一巡し、初戦で敗れた明治大と再び対戦。試合は終始接戦が繰り広げられた。
第1ピリオド、開始から素早いプレスを仕掛け相手の攻撃を抑え、平岩を中心にゴールを重ねる。しかし、相手がドライブからの得点で勢いづくとしばらく得点できない時間帯が続く。秋山皓太(体3)が3Pシュートを決めるも、このピリオドは15-22で終える。
第2ピリオドはディフェンスの圧を上げる動きで開始から約4分間相手に得点を許さず試合を支配。西田、津屋がシュートを沈め逆転に成功し相手はタイムアウトを要求。タイムアウト開け、相手の連続ゴールで再度返されるが、山本健太(体4)、鶴田美勇士(体3)のインサイド陣が奮闘し、点差を6点差の30-36で前半を折り返す。
第3ピリオドは相手にインサイドを切り込まれ、バスケットカウントやフリースローを許す展開が続く。中盤、苦しいゲーム展開の中4年生全員がコートに出そろう。陸川章監督(体育学部教授)は、「連敗が続き、試合の中で悪いムードがチームを覆う時がある。この空気を4年生たちが戦う姿勢を見せることで払拭できると信じ送り出した」と語る。相手の勢いはまだあるも、堅実な攻守で佐藤卓磨(体4)と山本が得点を決めるなど諦めない姿勢を見せた4年生たち。このピリオドを46ー57で終え最終ピリオドへ。
最終ピリオドは下級生が躍動する。「第3ピリオドの4年生の戦う姿勢に感じるものがあった」と平岩。ゴール下で攻守の起点となると相手のファールカウントも稼ぐ。寺嶋と津屋もこれに続き、レイアップとフリースローで点差を詰める。11点あった点差も残り約3分で逆転に成功、その後は一進一退の攻防が続く。残り時間もわずかとなり、均衡を抜け出したのは明治大。チームはファールゲームに持ち込むも74-79で試合終了。あと一歩届かなかった。
試合後、平岩は、「小さなミスやリバウンドが取れていないことなど、わずかな差が勝敗を分けた」と振り返り、「最後まで集中を切らさず選手たちは戦っていた。敗れたが手ごたえのある試合でもある。連敗で苦しい時期であるが、勝利を手にできれば自信とともにきっと良い流れを引き寄せられる」と陸川監督は振り返る。
現在チームは6連敗と悪いムードから抜け出せていないが、下級生は試合を重ねるごとにたくましくなり、上級生も役割をまっとうでき始めている。陸川監督の言うようにチームが勝利を手にしたとき、東海大の快進撃が始まるはずだ。(山野)
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