首位拓殖大に激闘
陸川監督、「いい試合だった」
【STARTING MEMBER】
#0 寺嶋良(体2)
#19 西田優大(体1)
#22 笹倉怜寿(体2)
#25 平岩玄(政2)
#28 津屋一球(体1)
【GAME REPORT】
1巡目で白星をあげた拓殖大との一戦。6連敗中のチームだったが、メンバー、ベンチともに不安な顔で試合に臨む選手は一人もおらず、強気なプレー、声援を見せた。
第1ピリオド、拓殖大のゲイ・ドゥドゥ(1年)がダンクシュートで先制点を決める。流れが一気に拓殖大に向かうと思いきや、東海大の寺嶋、西田の3Pシュートを筆頭に得点を決め、流れを渡さない。攻撃型と呼ばれる拓殖大に5点リードをつけ、16-11で第1ピリオド終了。
第2ピリオド、山本健太(体4)、寺嶋、中村碧杜(体2)が連続で得点。拓殖大も速攻を狙うが内田旦人(体3)が阻止し、食い止める。相手に点をとらせないことに尽力する両チームだが、東海大はインサイドのシュート、拓殖大はバスケットカウントで点数を積んでいく。34-29とリードを保ち、後半戦へ。
第3ピリオド、東海大のファールが重なり始める。拓殖大のドゥドゥや阿部諒(4年)のフリースローで点差を詰められ、残り約3分で同点につけられる。東海大はタイムアウトを要求し、流れを変えようとするも点数に結びつかず。拓殖大に3Pシュートを決められ、45-51と逆転を許し、最終ピリオドに向かう。
第4ピリオド、開始早々に西田、寺嶋の3Pシュートが決まる。バスケットカウントをとられる場面もあったが開始約2分で1点差まで詰め寄り、流れを作った。寺嶋や笹倉、西田がインサイドやフリースローで尽力するも、あと少し及ばず。68-71で拓殖大に敗れた。
試合を終えて陸川章監督(体育学部教授)は、「負けたかもしれないが、とてもいい試合だった。こういう試合を続けて、力をつけていきたい」と振り返った。次戦は青山学院大。下級生のフォローにおいても、上級生の力が必要になるはずだ。内田は「下級生のチームではないことを、ディフェンスのプレーで見せていきたい」と意気込む。岩松栄太郎(体4)も「上級生がさらにファイトしていきたい」と話した。(白子)
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