【湘南校舎男子バスケットボール部】 全日本大学選手権記念大会 2回戦 対九州産業大

ベスト8進出も終盤に課題残す

全日本大学選手権記念大会 2回戦 対九州産業大 @大田区総合体育館



【スターティングメンバー】
11 大倉颯太(体1)
19 西田優大(体2)
25 平岩玄(政3)
28 津屋一球(体2)
86 八村阿蓮(体1)
 
【試合レポート】
勝てばベスト8が決まる大事な一戦。相手は九州1位で2回戦での接戦を制した勢いのある九州産業大。怪我で今試合を離脱した笹倉怜寿(体3)の代わりに関東リーグ戦第5節ぶりとなるスタートを任された津屋が序盤からシュートを決め、陸川章監督(体育学部教授)の期待に応える。しかし、第4ピリオドで九州産業大の猛攻を受け、10点差まで迫るも21得点を挙げた西田の活躍もあり、89-76で勝利し、ベスト8に進出した。
 
第1ピリオド、開始早々スタートを任された津屋が3Pシュートやドライブで得点を重ね、流れを引き寄せる。さらに、平岩がリバウンドからのセカンドチャンスで九州産業大のインサイドを攻める。九州産業大も鈴木龍雄選手(4年)の3Pシュートで反撃を試みるも東海大の激しいディフェンスが立ちふさがる。終盤には西田のアシストから平岩の豪快なダンクシュートで関東1位の実力を見せつけ、24-15で第1ピリオドを終えた。




▲スタートに抜擢された津屋

第2ピリオド、九州産業大の宮祐輔選手(4年)がパスカットからの速攻、3Pシュートを立て続けに決め、4点差まで詰める。対する東海大はセカンドチームで出てきた佐土原遼(体1)が、積極的に攻め相手に流れを渡さない。残り時間5分の九州産業大のタイムアウト後、流れが相手に移りそうな時間帯はあったものの東海大の最大の強みであるディフェンスでリードを許さないまま44-31で前半終了。



▲積極的なプレーを見せる佐土原

第3ピリオド、東海大の勢いは止まらない。「留学生がいてもインサイドで主導権を握ってくれると安心してシュートを打てる」と西田が話すように佐土原の積極的なプレーや鶴田美勇士(体4)の力強いゴール下のシュートや献身的なディフェンスが、九州産業大を苦しめる。さらに、今日は中々得点が振るわなかった八村も、第3ピリオド終了直前に西田がこぼしたシュートをタップで入れ、バスケットカウントをもぎ取る気迫のこもったプレーを見せた。インサイドで優位に立った東海大がリードを保ち、67-49で第4ピリオドへ。



▲インサイドで得点する鶴田


第4ピリオド、初戦の新潟医療福祉大戦では5得点にとどまった西田が活躍を見せる。「リーグ戦で入らなかった分、シューティングに力を入れ成果が出てきた」と話すようにこのピリオドだけで2本の3Pシュートを沈める。速攻でのダンクシュートも飛び出し、東海大ペースのまま試合が終わると思われたが、九州産業大の宮選手の3Pシュートのバスケットカウントを皮切りに相手のシュートが面白いように決まり出す。一時は10点差まで追い上げられたが最後は寺嶋良(体3)の3Pシュートで締め、89-76で試合を終えた。

試合後、陸川監督は「笹倉を怪我で欠く中、津屋が要所要所でチームを救ってくれた。第4ピリオドでは隙を見せたら追いつかれるということを改めて学んだ。一発勝負であるトーナメントを勝ち上がるにはどれだけほころびをなくしていけるかが大事。ディフェンス、リバウンド、ルーズボールを再確認し、自分たちのバスケができるように準備していきたい」と意気込んだ。3Pシュート4本を含む21得点を挙げた西田は「いい流れはあったが40分を通して東海大のバスケはできなかった。もう一度細かいところを見直し、自分たちのやることを徹底していきたい」と話した。
 
(取材:白子、森田、増田 記事:増田 写真:増田)




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