東海スポーツ44号6面「静岡翔洋高空手道部 選抜 創部初のアベック出場」として掲載した写真の説明に誤りがありました。「上中」「塩山」両選手と表記しましたが、正しくは「鈴木玲菜(1年)」(上写真)と「吉川」(下写真)です。お詫びして訂正いたします。
静岡翔洋高空手道部
選抜 創部初アベック出場
付属静岡翔洋高空手道部が昨年11月17、18日に行われた東海高校選手権大会に出場した。団体形で男子が優勝、女子は3位となり、3月25日から27日まで和歌山ビックホエールで開催される全国高校選抜大会にアベックで創部初の出場を決めた。
昨夏に行われた全国高校総合体育大会(インターハイ)静岡県予選では男女ともに本戦への出場を逃した。その悔しさを糧に、「パワーをつけようと、筋力トレーニングを取り入れた」と副主将の上中真菜実(2年)は振り返る。
練習前に腕立て伏せ、腹筋、スクワットなどを行ったことで、形のキレ、パワー、スピードが向上。また、基礎を固めるために体幹トレーニングを取り入れ、形のブレがなくなったという。自主練習では、鏡やカメラを使って細やかな動きまで確認し、各自で修正点を見つけて改善していった。
努力を重ねた結果、表現力が高まったことで全国出場に結びついた。山下孝幸監督(静岡翔洋高教諭)は、「インターハイに出場できなかったのは、私にとっても悔しいことだった。そこから厳しい練習を重ねたことが、団体での結果に表れてうれしい」と笑みを浮かべた。
主将の塩山朝日(2年)は、「練習を怠らず、選抜大会に向けてよりいっそう息をそろえていきたい。目標であるメダルを狙う」と憧れの舞台で活躍を誓った。
なお、東海大会の個人形では杉山優希(1年)が優勝、吉川叡史(1年)が3位となり、選抜大会出場を決めた。(増田)
(写真上)左から杉山、吉川、塩山
(写真下)左から萩原満梨奈(2年)、鈴木玲菜(1年)、上中
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