【特別企画~軌跡~】湘南女子バレーボール部

~本日卒業される卒業生の門出を祝し、特別企画『軌跡』として各部を迫った記者が卒業までの軌跡を辿ります~

「みんなで勝ちに行く」



『UNIT~4冠への挑戦~』
2018年度はこのスローガンを掲げスタートをきった。
 
皆で勝ち取った優勝
2017年度の秋季関東大学リーグ戦にひき続き優勝を果たした。日本女子体育大学に敗戦するも前年度の全日本大学選手権大会で敗戦した松蔭大にも30で勝利し、優勝への弾みをつけた。新しくなったチームでもその強さを見せ、攻守ともに抜かりないチームであることを証明した。
 
悔しさ残るベスト8
4冠を目指し、臨んだ東日本大学選手権大会(東日本インカレ)では1回戦、2回戦と1セットも落とすことなく順調に勝ち進んだ。しかし、準々決勝で因縁の日本女子体育大学と対戦。フルセットの熱い戦いの末2-3で敗戦を喫した。チームは4冠への夢は途絶え、悔し涙を流した。
 
チーム力の強さを見せ付ける
秋季関東大学リーグ戦では、スタメンである上級生のコンディション不良などかもあり、下級生も多く出場。下級生主体のチームでの対戦でも勝利をつかみとり、全体の力が強くなっていることを証明した。春季リーグ戦に引き続き日本女子体育大学には敗戦したものの10勝1敗で圧倒的な強さを見せ付けた。

 




昨年のリベンジ果たせず
4年生にとって最後の大会となる全日本大学選手権大会(全日本インカレ)。チーム全体が勝利、そして優勝のみを目指しその戦いに挑んだ。初戦は東北大学リーグ戦秋季リーグで優勝した尚絅学院大との対戦。第1セットは落としたもののその後は順調にセットを勝ち取った。続く2回戦からは嘉悦大、東京女子体育大と関東大学1部リーグの強豪がひしめくなか勝利を重ねた。そして準々決勝では前年度の全日本インカレの敗戦相手である松蔭大とのリベンジマッチとなった。フルセットにおよぶ熱い戦いを繰り広げたが、23で敗戦し、ベスト8で大会を終えた。主将の貞包里穂(体4)は、「日本一になれなかったことに悔いは残るが、みんなで頑張ることができたのでよかった。来年も期待できる子がたくさんいる。頑張ってほしい」と話した。
 
 




【今年度卒業生一覧】
1 貞包里穂
いつどんなときでも助けてくれる攻守ともに優れた大学№1プレーヤー
 
2 小石照美
チームが劣勢なときでも果敢に挑み、粘り強いレシーブでピンチを救った
 
3菅原里奈
繊細な技術と早い攻撃が武器のチーム一の努力家
 
4吉田みなみ
チームのためになにができるかを考え、魅力を伝えることに尽力した
 
5大貫菜生
どんなことにも挑戦するパワーとジャンプ力を兼ね備えたポイントゲッター
 
6神保小春
決め細やかな作業で主務をこなし、プレーヤーとの初の二刀流を果たした
 
7深萱知代
後輩思いで聞き上手、絶対的な信頼でチームを支えた
 
8高野唯
運動能力抜群でストイック、チームの士気を上げる存在
 
9松元葵
献身的にチームを支えた陰の立役者
 
アナリスト
石川愛恵
客観的な目で的確なアドバイスをする縁の下の力持ち
 
トレーナー
吉井晶子
優しく温和で実は一番熱い、体作りの大切さをチームに浸透させた
 




【あとがき】
私がバレーボール担当になり約2年が経ちました。今年度の試合で取材させていただく中、一番聞いた言葉は「みんなで勝ちに行く」でした。チームみんなの力を合わせて勝利を重ねていく姿が本当にかっこよかったです。いつどんなときでも取材を受けてくださり本当にありがとうございました。
皆さんの活躍を心から願っております。本当にありがとうございました。
(下)

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