「連盟セブンズ連覇!最高の笑顔で春季大会へ」
関東大学連盟SEVEN A SIDE @国士舘大多摩キャンパス
〈登録メンバー〉
1ワイサケ・ララトゥブア(体1)
6小野木晃英(文4)
2杉浦拓実(体2)
13山菅一史(体4)
4塚野武(体4)
14モリキ・リード(体4)
15千葉真之亮(文社2)
3レキマ・ナサミラ(体1)
5杉山祐太(体3)
10津山翼(体4)
11林隆広(体2)
7福田一輝(体4)
9中村友哉(体3)
12村井康太郎 (法4)
〈試合レポート〉
☆VS東洋大 38-0 ◯
連覇を狙う連盟セブンズの初戦となったこの試合は終始東海大のペースで試合が運ばれ無失点となった。開始2分、千葉が駆け抜けるとララトゥブアが先制トライ。ペナルティーやパスミスなどで自陣へ攻め込まれる時間もあったが、ディフェンスでプレッシャーをかけ、相手にペナルティーを与えるなど、19-0で前半を終えた。後半に入ってからも東海大の勢いは止まらず、ララトゥブア、リードが力強いランで突き進むと、最後は山菅がインゴールへ。相手のボールキャリーの時間も塚野や、津山が果敢なタックルを見せ、プレッシャーをかけた。そして、チャンスが訪れると次々と得点を決め、最後はスピードスター村井が一気に駆け込み初戦突破を果たした。
▲瞬足で駆け抜ける村井
☆VS中央大 35-17◯
試合開始早々に杉浦が先制トライを決めるが、その後は自陣で攻められる時間が続く。相手のパス回しに粘り強く食らいつくものの、インゴールへ走り込まれ7-5。前半終了間近に相手のペナルティーでフリーキックを獲得すると、的確にパスをつなぎ千葉がトライを挙げた。後半も開始早々からトライを決めると、その後もリードからのキックパスを村井しっかりキャッチし、最後は塚野がインゴールへ。一気に点差を広げる。試合終了間際に得点を許したものの、35-17で勝利を収めた。
▲先制トライを奪った杉浦
▲インゴールへ駆け込む塚野
☆VS山梨学院大 41-5◯
今大会最多得点をマークした山梨学院戦。序盤から、的確なパスをつなぐと、「トライを取るのが自分の仕事」と話す千葉や、大物ルーキーララトゥブアなどがトライを挙げ得点を重ね続ける。後半に入り、1トライを奪われたものの、またもや村井がインゴールへ一直線に駆け抜けた。試合終了間近にも、ナミサラが豪快な走りで突き進み福田がトライ。大東文化大などを破ってきた山梨学院大に36点差をつけ決勝戦へ進んだ。
▲相手と競り合うララトゥブア
☆VS流通経済大 25-17 ◯
相手のキックオフから始まったこの試合。前半1分、小野木がセンターライン付近から一気に突き進むと、的確なパス回しをつなぎ、この大会チーム最多トライを挙げた千葉がトライ。先制点を奪う。しかし、相手も決勝戦まで勝ち上がってきたチーム。その直後に同点に追いつかれるなど、前半は接戦となった。しかし後半、ララトゥブア、リードと東海大が追加点を奪い点差を広げる。しかし残り時間がわずかとなると流通経済大学が5点を加え、20-17でラストワンプレーとなった。トライを奪われると負けるという緊迫した状況で、東海大にペナルティーが下り、流通経済大がスクラムを獲得するというピンチ。そして、相手のキックをナミサラがチャージし、杉浦がトライ。一瞬にしてピンチをチャンスに変え2年連続で優勝に輝いた。
▲表彰式の様子
新しく登録メンバーに加わった選手が様々な場面で活躍した今大会。木村季由監督(体育学部教授)も、「杉浦など、新しくメンバー入りした選手がいい仕事をしてくれた」と称えた。
そして、来週からはいよいよ関東大学春季大会が開催される。ゼブンズ3大会でゲームキャプテンを務めプレーでもチームを引っ張ってきたリードは、「最後のゼブンズで優勝できてよかった。15人制でも、最高学年としてチームを引っ張っていきたい」と力強く意気込んだ。
〈pick up〉
#千葉 真之亮
「憧れの先輩はプレーにもキレがあって、チームをまとめてくれている小野木さん」と笑顔を見せた千葉。昨年度、史上最高の準優勝となったなの花薬局ジャパンセブンズのメンバーに登録された。しかし、ピッチに立つ出番はなく、「悔しかった」と当時を振り返る。
今年4月14日。ついに東日本大学セブンズで秩父宮ラグビー場デビューを果たした。しかしチームは惜しくも準優勝。千葉自身も、「緊張し、プレッシャーに負けてしまった」。挽回しようと挑んだ今年度の最後のゼブンズとなった今大会でもメンバー入りを果たす。初戦からトライを奪い、この大会でララトゥブアと並ぶチーム最多の5トライを挙げた。試合後、「通用するところもあるんだと自信がついた。ゼブンズでの経験を生かし15人制でもメンバーに絡めんようになりたい」と自身初のファーストジャージ着用を目指し、力強く意気込んだ。
☆次戦から関東大学春季大会が開幕します。初戦の大東文化大戦は、4月28日13時より東海大湘南校舎ラグビー場にて行われます。
応援よろしくお願いします。
(記事・写真:峯本茉弥)
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