【湘南校舎女子ラクロス部】ブルーフェスティバル 日体大戦 「この敗戦を糧にリーグ戦へ」

「この敗戦を糧にリーグ戦へ」

4月28日 ブルーフェスティバル 
@日本体育大学世田谷キャンパス
●東海大5-16日体大
(1Q:2-5.2Q:2-8.3Q:3-11.4Q:5-16)

【試合レポート】
 昨年の東海フェスティバル(現ブルーフェスティバル)では日体大に敗れた。「自分たちの強みを生かし、大量得点で勝ちたい」。フェス前に片桐まりな主将(文4)はそう意気込んだ。
 しかし、1Qから相手の猛攻に合う。一瞬の隙を突かれ、わずか開始1分で先制され0-1となる。「フワフワした状態で試合に入ってしまった」と片桐。その後も得点を立て続けに奪われ、10分で0-5と大きくリードされる。このまま、1Qは相手のペースで終わるかと思われたが、敵陣でボールを受けた冨森美帆(体1)が相手のディフェンスを華麗にかいくぐってゴールを決める。終了間際にも冨森が得点をあげ5-2で1Qを終える。
△点を決めガッツポーズをする冨森
 2Q。そのまま勢いに乗りたい東海大だったがドロー*でボールが奪えず、相手に先攻される状態。タイムを要求し立て直しを図るが、相手のブレイク*を止められず2-8と大きくリードされ、ハーフタイムを迎える。
 3Qは開始早々に攻め立てた。ここまで2得点と勢いに乗る冨森が敵陣を突破し、3点目を決め良いスタートを切る。5点を追いかける東海大は相手ゴールに迫る。だが、攻撃に重点を置き、守備が手薄になったところを相手に突かれてしまい失点。3Q終了で3-10とさらに差を広げられる。
△敵陣に攻め込む片桐
 だが、のままやられている東海大ではなかった。4Q開始2分。佐々木泉(体4)が相手ディフェンス陣を翻弄し得点をあげる。オフェンス陣を後押しするかのように、ゴーリー夘野結子(観4)が好セーブを見せる。11分には冨森がこの試合4点目となるゴールを決めるなど意地を見せた。しかし、終わってみれば5-16と悔しさの残る試合となった。
△ゴールを決め笑顔を見せる佐々木
△味方に指示を送る夘野
 自身最後のフェスを終えた片桐は、「純粋にすごく悔しい。でも、このフェス開催に関わってくれた人たちに感謝したい」。8月から始まる関東学生リーグ戦については「目標は日本一。でも、まだやれることがたくさんあるからしっかりつめて臨みたい」と意気込んだ。昨年は関東ベスト4にとどまった女子ラクロス部。今年こそ日本一を狙う。

☆関東学生リーグ戦は8月に開幕します。応援よろしくお願いします!

【用語説明】
ドロー
=試合開始時に行うボールを奪い合うプレー。男子では「フェイスオフ」という。バスケットボールでいうジャンプボール。ラクロスでは得点が入るたびに行われる。
ブレイク
=自陣で相手からボールを奪い素早く攻撃に転じること。サッカーでいうカウンター。

(記事・写真:新村 靖貴)

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