優勝に向けて白星重ねる秋季関東大学リーグ戦 第7日目 嘉悦大戦
@青山学院大学 記念館
3-2(21-25.25-18.19-25.25-23.15-9)
【出場選手】
(サーブローテーション順)
#32伊藤麻緒(体1)(センター)
#35山下晴奈(体1)(ライト)
#1松本愛希穂(体4)(レフト)
#2横田真未(体4)(センター)
#41中川つかさ(体1)(セッター)
#13原田栞里(体3)(レフト)
#40川畑遥奈(体1)(リベロ)
【試合レポート】
第6日目を終えた時点で、東海大、順天堂大、日本女子体育大、青山学院大(順不同)の4校が5勝1敗と並ぶ激戦となった。優勝を目指す東海大にとって勝利は絶対条件。嘉悦大との対戦に臨んだ。
第1セット、3-2で伊藤がサービスエースを決め、6-4で松本がスパイクを決める。勢いに乗ったかと思った東海大だが、相手も譲らず9-9で追いつかれる。ここから東海大が嘉悦大を追いかける展開となる。12-12で原田が相手のチャンスボールをダイレクトでコートにたたき落とし同点に追いつくが、嘉悦大の勢いに押され第1セットを21-25で落とした。

▲要所でしっかりポイントを決める原田
続く第2セット、途中出場の山村涼香(体2)がチームに新しい風を吹かせ、4-5でサービスエースを決める。「とても緊張したが、周りのフォローもあって自分の思うようなプレーが出来た」と話した。その後9-8、10-8、11-8と3連続で横田が得点し、東海大が勢いに乗る。第2セットでは横田のブロードで得点を稼いだ。横田は「嘉悦大はレフトに対してブロックが2枚つく傾向にあった、ミドルが1枚になるのがわかっていたから、走ったり、セカンド呼んだり、ミドルから攻撃しようと思った」と話した。18-12で原田、続いて19-12で山下がストレートで相手コートにボールを沈め完全に流れをものにした東海大。第2セットを25-18で取り返した。

▲3連続得点でチーム・観客を沸かせた横田
第3セット、1点目を決めたのは山村。「普段から自分の持ち味は高い位置からのフェイント。今日もコートの真ん中が空いているという指示があったのでそこを狙った」と話した。その後も6-4、14-15でフェイントを決め、存在感を示した。17-19で山下もスパイクを決めるが惜しくも届かず第3セットを19-25で落とした。
▲サーブで相手を崩す山村
ここを落とすと負けが決まる第4セット、2-1原田がサーブネットインで得点。また3-1では中川が相手の鋭いスパイクを拾い、川畑がトスを上げ、松本がしっかり決める、という連携がとれたプレーが印象的だ。7-5で横田が、14-13で山村が相手のチャンスボールをダイレクトで決め、20-21で松本がこぼれ球を押し込み得点。相手の少しの隙も見逃さない。最後は原田がしっかり決め、第4セットを25-23で奪い、勝負の行方は第5セットへ。
第5セット最初に決めたのは山下。5-1ではサービスエースを、8-5でも山下がスパイクを決め嘉悦大を圧倒。12-8、13-8と松本が決め、第5セットを15-9と最後は嘉悦大を寄せ付けずフルセットを制した。横田は「出だし自分たちのリズムが作れず、相手にいいペースで試合を展開させてしまった」と試合を振り返ったが、確実に優勝に向けて近付いている。
▲1年生ながら存在感を放つ山下
☆次戦は明日(9月29日)、青山学院大学 記念館にて第1試合より青山学院大と対戦します。「順位に関わってくる試合だから、お互い負けられない。1点ずつ積み重ねて、最後は2セット差で勝てるようにしたい。目指しているのは優勝」と話した横田選手。応援よろしくお願いします!
(写真・記事:清水)
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