【湘南校舎男子バスケットボール部】コラム 松崎裕樹

松崎 苦渋のルーキーシーズンも「シュート精度に自信」

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▲抜群の得点力を持つプレーヤーの1人だ

東海大は、関東大学選手権大会と関東大学新人戦での優勝、関東大学リーグ戦、全日本大学選手権大会の連覇を含む四冠を目標とした今シーズン。結果としては新人戦の一冠に終わり、チームとしても選手それぞれとしても悩まされ続けた1年となった。そんなチーム状況をベンチから見続けてきたルーキーの松崎裕樹(体1)。松崎自身、新人戦こそ主力として活躍し大会の新人王に輝くも、その後のリーグ戦、インカレではプレータイムを十分に獲得することはできなかった。

「試合に出られない悔しさが1番にあった」

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▲多くの実績を持ち東海大に入学した松崎

今シーズンの振り返りとして、一言目にそう放った。昨年12月に行われた全国高校選手権大会で連覇を果たした強豪・福岡第一高で1年時からスタメンとして出場してきた松崎。しかし、大学入学後から新人戦以降大会を経るごとにプレータイムは限られたものとなった。

「ここまで試合に出られない時間が長いことは無かった。けれど、逆に試合を客観的に見て自分になにが足りないか、自分に在って他の選手にはないものは何かを再確認する時間になった」と自分を見つめなおす時間を得た。松崎にあって他の選手にない“何か”は、「自らが先頭を走ってトランジションの速いバスケットを展開する力」だと話した。

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▲素早いドリブルからレイアップを決めてきた

この力が福岡第一高の3年間で培われたのは言うまでもないが、その力を今シーズン発揮する機会は少なかった。「(リーグ戦を見ていて)ハーフコートオフェンスを意識しすぎてかペースが遅くなるシーンを何度も見た。そこで自分だったらもっと早い展開にチームを引っ張ることができたんじゃないかと感じた」という。「セカンドの重要性はスタメンとギャップを作ることだと思う。相手のスカウティングに対して予想外のシチュエーション、つまりハーフコートバスケットから速いトランジションからなるバスケットを作り出すことが自分にできること」と振り返った。

“見る事しかできなかった”から来シーズンへ

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▲新人戦では記録を残した

リーグ戦最終節の日本体育大戦。松崎の高校時代の先輩と同期が多く所属する日体大との試合は、序盤こそリードしていたものの後半に劣勢に立たされ敗戦した。この試合でも松崎のプレータイムはゼロ。対照的に福岡第一高出身の日体大の選手は思い思いのプレーをしていた。「以前の仲間が活躍している中で自分も負けられないと思っていたけれど、試合には出られないかつ負けるという今シーズンで1番悔しい試合になった」と悔しさを現した。その後のインカレでも初戦の福岡大戦での1分11秒にとどまり、松崎のルーキーシーズンは幕を閉じた。

結果だけを見れば松崎にとって今シーズンは不振の年となってしまったが、「シュート精度に自信を持つことができた」と自信をもって話した。東海大のシュート練習の1つである“5分間シューティング”でこれまでのチームで1番良い記録を出すことができたのがきっかけだという。「監督にも『シュートを極めろ』とリーグの時から言われ続けてきて、シュートが自分に求められているものだと理解した。精度の高いシュートが速い展開にプラスアルファできるものだ」と先を見据える。

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▲さらにシュートに磨きをかけていく

大学2シーズン目に向けて、「ディフェンスの強化はもちろん、今シーズンは颯太(大倉)さんや西田(優大)さんに得点面を任せっきりになってしまったので、オフェンス面で負担を減らせるようにプレーしたい。スタメンと違う良さを出していく」と力強くそして淡々と意気込んだ。松崎の真骨頂はまだまだこれからだ。

(取材、写真、記事:森田)

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