先制するも惜敗、次戦見据える関東大学リーグ戦 前期 2部リーグ
第8節 vs日本大(6/7)2-3

【スターティングメンバー】
GK 12佐藤 史騎(文2)
DF20長江 皓亮(体2)
DF 2小林陸玖(体4)
DF 4蛯谷空良(体4)
MF6坂本翔(体3)
MF7堤太陽(体3)
MF17西山拓実(体3)
MF13内田航太郎(体3)
FW8杉山祐輝(体3)
FW11鈴木大智(法4)
FW16高田悠(体3)
【ベンチメンバー】
GK32笠原駿(政経1)
DF18鈴木颯太(体2)
DF33相川陽葵(体1)(⇄11 後半38分〜途中出場)
DF38吾妻駈(体1)
MF14藤井一志(体2)(⇄13 後半10分〜)
MF36長谷川壌(体1)
MF37鈴木遼(体1)(⇆17 後半35分〜)
FW34桑山侃士(体1)(⇄6 後半43分〜)
FW40川野大成(体2)(⇆8 後半28分〜)
【試合レポート】
6・7節は学内での新型コロナの影響で延期となり、5節から約1ヶ月ぶりの試合となった日本大戦。
リーグ期間中に2週間の活動停止を余儀なくされた異例の事態に、今試合でキャプテン務めた蛯谷空良(体4)は、「練習が出来ない期間もコンディションを落とさないように各自で練習していた。しかしチーム全体で練習できない期間があったことで、活動再開後噛み合わずに苦戦した部分もあった」と振り返る。
試合開始から、前節の関東学院大戦でも前線で活躍をみせた鈴木大智(法4)が得意の走力を生かし、ひたむきにボールを奪いに行く。ゴールのチャンスが訪れたのは前半28分、堤太陽(体3)のスローインを起点とし、ゴール前でのこぼれ球に食らいついた鈴木がボールを押し込み先制点を決めた。

△起点となったスローインを投げる堤

△得点を決めた鈴木


△得点を決めた鈴木に駆け寄る(上3枚)
しかし37分に相手のPKにより追いつかれてしまい、1−1で前半を折り返した。
後半8分で追加点を決められ、追いかける展開となったチーム。22分、相手のGKが蹴ったロングボールを相手と競り合った蛯谷が接触し倒れるが、処置をしコートに戻る。蛯谷は、「主将の水越がおらず、自分がキャプテンマークを背負う中、負けている状況を打開しなければならないと思った。プレーは一時中断したが、もう一度集中し直してまずは1点返そう、という気持ちでピッチにたった」と話した。

△キャプテンとしてチームを引っ張った蛯谷
また不幸にも先制点を決めた鈴木も負傷し、コートを離れることとなった。点差を埋めるべく戦うが、33分でさらに追加点を決められ離されてしまう。42分に川野大成(体2)からのパスを小林陸玖(体4)が飛び込み頭で押し込んで得点し、2−3と迫る。小林は、「2点差でチームにとっても得点も欲していたところで、前のスペースも空いていたので大胆に攻めた。普段からチームを引っ張ってくれる同級生が不在の中、もっと自分のプレーで引っ張っていかなければならないと思った」とゴールを振り返る。その後もゴールを目指し、懸命に追いかけるも2−3で試合を終えた。
試合を終え小林は、「立ち上がりは自分たちのプレーができたが、先制点後から気の緩みが出て、継続してプレーできず失点してしまった。1−1後も切り替えがうまくできず、自分たちのプレーが徹底できなかったのが今後の課題」と振り返る。
今川正浩監督は、「欲しかった先制点がとれたところまでは良かったが、そこからの立て直しがうまくいかなかった。自分たちがやってきたことを信じて出し切る、という姿勢が足りなかった」と試合全体を振り返った。
次戦に向け蛯谷は、「開幕してから無失点で試合を終えれたことがない、勝つことはもちろんだが東海大の強みである守備を魅せるためにも次戦は無失点を目指したい」と話す。



☆次戦は6月12日に日本体育大と対戦します。応援、よろしくお願いします!
(記事・写真:清水優奈・今道由愛)
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