【湘南校舎女子バレーボール部】 特別企画 2年生特集⑥

東海スポーツ編集部プレゼンツ!特別企画 『2年生特集』 ⑥

 第6弾の湘南校舎女子バレーボール部からはサイドとして共に1年生からスタメンで活躍する佐々木遥子(体2) (写真=左)と宮部愛芽世(体2) (写真=右)をピックアップ!!

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①佐々木遥子(体2)

 入学時からスタメンに定着し、アタッカーとしてチームの勝利に貢献している佐々木遥子(体2)。コート上では2年生が最年少にあたるため、「下級生としてのフレッシュさを大切に、思いっきりプレーをしていきたい」と意気込んでいた。

  小学生からバレーを続けてきた佐々木は、高校の先生が東海大の卒業生であり、バレー部の練習への参加を勧められたことがきっかけとなり東海大への進学を決めた。高校までのバレーとは異なり、大学バレーは“自主性”を重要視しているため、自分から積極的に動く姿勢が求められる。「全国大会を経験している部員が多く、個々のレベルが高い。自分にはないような発想や知識を持っているため、考え方の幅が広がった」と話す。「高いレベルを持った人たちと毎日練習できることはたくさんのことを吸収でき、ありがたい」と笑顔を見せた。

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△今年度の春季リーグもスタメンで出場し、サーブを打つ佐々木

 高校3年時には主将兼エースとしてチームを引っ張ってきた佐々木。通っていた市立船橋高校はサッカーやバスケットボールなど部活動が盛んで、女子バレー部も全国大会に出場している。
 佐々木は全国大会への出場経験はあるものの、決勝という大舞台の経験をしたのは昨年度準優勝を果たした全日本インカレが初めて。そのため印象に残っているという。「これまでの試合とは異なる緊張感を味わった分、その経験がプラスになった」と振り返る。新型コロナの影響で多くの公式戦が中止になっており、大学に入学してからの試合経験が少ない中でも、大きな舞台を経験したということが今後の試合に挑む上でも糧となった。
 「来年、再来年になったら上級生が引退し自分の代になる。上級生に声をかけてもらうばかりではなく、自分もアドバイスをし、下級生にとって手本になるような行動をとらなければいけない」と2年生ながらも未来を見据え、責任感を見せた。

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△得点を決め、喜ぶチーム


 大学卒業後の進路はまだ明確には決まっていないというが、高校生の時からバレーをするのは大学までと考えてきたという佐々木。そのため、「将来を見据えるのではなく今と向き合い、一戦一戦を大切に大学でのバレーを全力で頑張りたい」と話す。「身長がずば抜けて高いとかではないが、スパイクやレシーブなどプレーに波はなく、安定していることが自分の強み」と語る。高校の時には見ることの出来なかった景色を見るため、東海大のチームで彼女は“日本一”を狙う。

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〈プロフィール〉
ささき・はるこ OH
市立船橋高(千葉)出身
高校3年時 主将



②宮部愛芽世(体2)

 中学、高校とバレーボールの強豪校・金蘭会で活躍してきた宮部愛芽世(体2)。東海大に進学してからも1年生からスタメンに定着し、存在感を見せている。
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△1年時から活躍を見せる宮部

 
 宮部は佐々木同様、印象に残っている試合として昨年度の全日本インカレ決勝の鹿屋体育大戦を挙げた。秋季リーグ戦、準決勝までの全日本インカレと良い流れで勝利を掴んできたチーム。しかし、相手チームの流れ、組織的な強さには息を飲んだという。「東海大の選手はそれぞれにタレント性があり、個々の強さというのがチームとしての強みとなっている。しかし鹿屋体育大はチームとしてのレベルが高い。その強さに苦しんだからこそ、自分たちももっとチーム力を磨けば強くなれるのではないかと思えた」と振り返った。
 今年度の春季リーグ戦は新型コロナの影響により3試合で中止になったものの、リザーブメンバー含め全員がコートに立ち、3試合すべてストレート勝ち。鹿屋体育大との戦いで得たチーム力の重要性をさっそく体現させた。
 春季リーグ戦では、「バックアタックの本数を増やし、強化していきたい」と話していた宮部。練習を重ね、現在は入る数を増やすことができ、一歩前進したと話す。アタッカーとして自らのプレーが得点に直接関わることが多いため、相手からのサーブで狙われやすい。「サーブカットをした後は打ちにくいが、だからといって打ちにいかずに選択肢を狭めるのではなく、自分がボールを上げた後の打ちに入る流れをもっとうまく回せるようにしたい」と話し、秋季リーグ戦ではレセプションからの攻撃を強化していく。

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△得点を決めた宮部にかけよるチーム

 高校3年時には全日本高等学校選手権大会で準優勝を果たし、個人としてはU-18やU-20の全日本代表メンバーに選出されるなど様々な経験をしてきた。そのような状況で戦ってきた宮部は、今まで同期と一緒に同じポジションで試合に出るという経験をあまりしてこなかった。そのため、東海大に進学し、1年生の頃からスタメンとして同じポジションに佐々木がいることに対し、「コートにいてくれるだけで心強いし、プレーしやすい」と語る。また、「プレースタイルが異なるため、声を掛け合ったり、相談し合ったりと、競い合うのではなく、支え合うことで高めている」と仲の良さを見せた。

 大学4年間の目標として、「リーグ、インカレとそれぞれのタイトルで優勝したい」と話す。「私の代になるとチーム編成も大きく変わるので、新しいチームになった時にも変わらない強さであれるように、個人としてももっと成長していきたい」意気込んだ。
 大学卒業後は実業団のバレーボールチームに入り、「もう一度全日本代表メンバーに選出され、今度はちゃんとユニフォームを着て活躍したい」とリベンジに燃える。個人としても東海大のチームの一員としてもこれからの彼女の活躍に期待だ。

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〈プロフィール〉
みやべ・あめぜ OH
金蘭会高(大阪)出身
18、19年度 全日本高等学校選手権大会 優勝
20年度 全日本高等学校選手権大会 準優勝


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(写真:新村靖貴・清水優奈 記事:今道由愛)

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