反撃及ばず連敗スタート
関東大学ジュニア選手権大会 対帝京大
東海大17―40帝京大
(前半7―26 後半10―14)
関東大学ジュニア選手権 対帝京大
スターティングメンバーFW
1PR徳田悠人
2HO田中熙
3PR前田翔
4LO富田晴大
5LO河野昌大
6FL汐月佑心
7FL井上涼太
8NO.8井島彰英
スターティングメンバーBK
9SH竹村嶺
10SO本山嵐士
11WTB岡村優太
12CTB横田大輝
13CTB佐藤友亮
14WTB本間智貴
15FB奥田泰進
<試合レポート>
関東大学ジュニア選手権大会第2戦・帝京大との対戦を迎えた。前回の第1戦・明治大戦に出場したレキマ・ナサミラ(体3)はリーグ戦専修大戦でPOMの活躍。その他にも今季の関東大学リーグ戦でスタメンを張った選手も多く、レギュラー奪取に向けて選手たちの奮起に期待がかかる試合だ。
雨の中行われた試合は前半、ミスも目立ち大きく離される展開となった。キックオフしてから相手ボールの時間が続き、8分に先制点を許す。そこから帝京大の攻撃陣の勢いについていくことが出来ず、開始18分までに4トライを許す苦しい展開。それでも明治大戦でも活躍をみせた岡村優太(体1)が力強いランを仕掛け流れを引き寄せると、守備陣も相手の攻撃を無失点で防ぎ、お互い無失点の攻防が続く。そのままお互いに攻め手を欠き、前半を終えるかと思われた前半39分、本山嵐士(体2)のハイパントキックに反応した岡村が相手をうまくかわすと反撃となるトライ。流れを変える完璧な連携プレーでルーキーが得点を決め、前半を7―26で折り返した。
△トライを決めた岡村
リードを許すも前半を良いムードで終えたチームは、後半序盤も相手の攻撃に攻められる場面で失点を許さず集中した守りを見せた。すると後半11分、右サイドで細かいパス回しを見せ相手を翻弄すると、奥田泰進(体1)から最後は本間智貴(体3)が相手を振り切り追加点。
△2トライをあげた本間
その後帝京大の攻撃に反撃を受け18分に失点してしまったものの、竹村嶺(文社4)や途中出場の仮屋卓(政4)ら4年生が中盤で試合をコントール。
△リーグ戦でもSHとして活躍する竹村
その流れから24分にはセットプレーから本間がこの日2本目となるトライで追撃。しかし32分に相手がトライを決められ、反撃及ばず17―40と点差を付けられての敗戦。ルーキー岡村の活躍や本間の2トライなど見せ場も作ったが、前後半共にミスも目立ち、悔しい連敗となった。
△トライを決めた本間と喜ぶ選手たち
☆次戦は24日、慶應義塾大と対戦します。
※試合は無観客試合になります。
(記事:塩澤風太、写真:廣瀬愛理)
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