無失点4ゴールで完封勝利、残留を掴む関東大学リーグ戦 後期 2部リーグ
第21節 VS専修大
(10/17) 4-0
【スターティングメンバー】
GK12 佐藤 史騎 (文2)
DF3 長江 皓亮(体2)
DF5 水越 陽也 (体4)
DF4 蛯谷 空良 (体4)
MF2 小林 陸玖 (体4)
MF7 堤 太陽 (体3)
MF25 鈴木 遼 (体1)
MF6 坂本 翔 (体3)
FW9 高田 悠 (体3)
FW11 鈴木 大智 (法4)
FW8 杉山 祐輝 (体3)
【ベンチメンバー】
GK32 秋山 峻輝(文3)
DF13 内田 航太郎(体3)(⇄6 後半44分〜途中出場)
DF18 相川 陽葵 (体1)
DF26 井出 唯楓 (法1)
MF10 本多 翔太郎(体4)(⇄9 後半39分〜)
MF16 藤井 一志(体2)(⇄11 後半37分〜)
MF24 吾妻 駈(体1)(⇄7 後半42分〜)
FW15 山田 泰雅(体4)
FW19 桑山 侃士(体1)
【試合レポート】
第21節は、前期の開幕戦で勝利を飾った専修大と対戦。ここで東海が勝てば残留が確定、専修大も降格争いから脱出するための互いに譲れない1戦となった。
前半10分、鈴木遼(体1)のコーナーキックを相手FPにクリアされるも、ゴール前に落ちてきたボールを見逃さなかった杉山祐輝(体3)がつかさず頭で押し込み先制点を挙げる。

△先制点を挙げた杉山
また30分、坂本翔(体3)がセンターライン付近で高いボールをあげ相手FPに1タッチされるも、流れてきたボールに高田悠(体3)が反応。チームメートの「打って終われ」の声を背中に受け、ペナルティエリア外からロングシュートを放つ。相手GKがボールには触ったものの、ボールはゴールの中へ吸い込まれ、前半のうちに貴重な追加点を重ねた。高田は、「練習から打つことを意識しろ、と言われてきた。それが意識づいていて、打ってみるもんだなと」とゴールの瞬間を振り返る。

△ゴールを決めた高田
それでは終わらず前半終了間際の42分、小林陸玖(体4)のスローインから、ボールを受け取った高田が相手FPのDFをうまくかわしボールを運ぶ。クロスをあげるとゴール前に走り込んでいた杉山がゴール。杉山は、「いつもクロスの練習をしていて、悠があげてくれる、絶対ボールが来ると信じて走り込んだ。いい形で点数がとれてよかった」と振り返る。また杉山は今試合で2ゴールを挙げたことでチーム内の最多ゴール数に。リーグでのランキングも11位に浮上した。「チーム内で最多ゴール数をマークできたのは嬉しいけれど、リーグ全体を通してまだまだ点数が取れた。関東リーグ全体でもっと上位に入っていける得点力をつけたい」と貪欲な姿勢を見せた。1点目・2点目を決めた2人の再活躍により、前半を3−0で折り返した。

△アシストした高田とゴールを決めた杉山
後半開始3分、鈴木遼のフリーキックから小林がヘディングシュート。勝利を確実とする4点目を追加した。

△ゴールを決めた小林に集まる
最後まで失点をゆるさず、4−0で完封勝利を収め、リーグ戦1試合を残して来季の2部リーグ残留を決めた。
今川正浩監督は、「失点なく、勝利を飾れたのは1番いい勝ち方だった。DFの最終ラインとキーパーの関係性がうまく取れていて、安定感が増してきた」と評価する。
試合を振り返り高田は、「無失点試合が続いていた中で、無失点で大量得点で勝てた部分は練習の成果が出た」と振り返る。また杉山は、「FWとして点を取るのが仕事。今日は自分が点をとって残留を決めたいって思ってたから実現できてよかった。試合前に西山くんに肩を揉んでもらうと点数が取れるっていうジンクスがあって、今日揉んでもらったからそのおかげもあるかもしれない」と怪我で試合を欠場している西山拓実(体3)との仲の良いエピソードも。










☆次戦は最終節、10月30日 関東学院大戦です
(写真・記事:清水優奈)
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