4季ぶり74回目の優勝を決める
【湘南校舎硬式野球部】首都大学秋季リーグ戦最終週 対日体大
10月16日 1回戦 @浦安市運動公園野球場
東海大 000 110 000=2
日体大 000 000 000=0
【打】
1(二)鯨井祥敬(体4)
2(右)齋藤健成(体4)
走右 金城飛龍(体2)
3(一)小玉佳吾(体4)
4(三)吉田元登(文社3)
三 門馬大(体4)
5(捕)亀田啓太(体4)
6(中)竹内紘生(体4)
7(指)石川龍平(体2)
打指 鵜沼魁斗(体1)
打指 黒澤昂希(体4)
8(左)高田誠也(体4)
左 政吉完哉(体3)
9(遊)樫見俊佑(文社3)
【投】
高杉勝太郎(体4)
【試合レポート】
単独首位で迎えた最終週の東海大の今週の相手は東海大に次ぐ2位の日体大だ。
先攻の東海大は1・3回を三者凡退に抑えられ、なかなか打たせてもらえない展開が続いていたが4回、東海大は先頭の齋藤が二塁打で出塁する。二死3塁とチャンスを広げると、5番の亀田が先制の適時打を右翼方向へ運んだ。先制し、流れに乗った5回、東海大は下位打線で7番石川に代わり、代打の鵜沼が中堅への安打で出塁する。死球、犠打で二死3塁とすると2番齋藤が決勝打となる適時打を左翼方向へ運んだ。
亀田は、「1打席目に四球でボールが見えていた。相手の矢澤投手のキレのあるスライダーに翻弄されず、とにかく振ることを意識して、初球から振っていた。自分が放った1本が先制点に繋がってよかった。チームにとってもすごく大きいものとなった」とホッとした表情を見せた。

△優勝に繋がる適時打を放ち喜びを見せる亀田

△優勝打となる適時打を放った齋藤

△ガッツポーズを見せる齋藤

△齋藤の適時打で盛り上がるベンチ
勝てば優勝という大一番での登板を任されたのは今季5試合目の登板となる高杉。初回、一死2,3塁といきなりピンチを迎える展開に。しかし、一塁手小玉の好送球、高杉の毛ばりの投球により無失点でピンチを乗り切った。以降は6被安打に抑える好投を見せ、9回を迎える。9回、併殺でテンポよく1・2死を奪い、続く打者が放った打球を中堅手竹内が捕球
し、見事4季ぶり74回目の優勝を決めた。
初の完封勝利を飾った高杉は、「いろいろな思いがこみ上げてきて、9回最初の打者から泣きそうになっていた。帝京大戦で不甲斐ないピッチングをして悔しかったが、チームのために頑張れた」と満面の笑みを見せた。井尻監督は、「立ち上がりにランナーを出していたが、自分のピッチングをしていた。今日の優勝は初回に点を与えなかったのが大きい」と高杉を称えた。

△粘りの投球を見せた高杉

△抱き合う高杉・亀田のバッテリー

△優勝が決まり笑顔を見せる選手たち
優勝が決まり井尻監督は、「門馬を筆頭に4年生がよく頑張ってくれた。グッとくるものがあり、涙が出そうになりました」と語り、関東大会に向けて、「攻撃をもう少し強化したい。勝つためにやるだけのことをやる。」と力強く語った。

△井尻監督を胴上げする選手たち
☆4季ぶり74回目の優勝を果たし、関東地区大学野球選手権大会へ2年ぶり14回目の出場を決めました。
関東大会初戦は、11月1日16時より横浜スタジアムにて、東京新大学1位の流通経済大学と対戦します。引き続き応援よろしくお願いします。
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