Aグループ3位通過 順位決定戦に挑む秋季関東大学男子1部リーグ
第5日 早稲田大戦
1−3(25-21.15-25.22-25.23-25)
【スターティングメンバー】
31中道優斗(サイド)
10佐藤駿一郎(ミドル)
22飯田孝雅(サイド)
5米村恒輝(サイド)
11池田亮輔(ミドル)
13山本龍(セッター)
27高木啓士郎(リベロ)
【試合レポート】
第5日は全勝できている早稲田大との対戦となった。
第1セット、日本代表に選出された大塚達宣(3年)を筆頭にした実力者揃いのタレント集団を相手に、互いに譲らないシーソーゲームを展開。
相手がスパイクを打ち込めば東海も強打で返す、強気の殴り合いを見せる。最後は中道優斗(体1)の得点で、25ー21で第1セットを先取した。

△スパイクを打つ中道
続く第2セット、昨年度から大会全連覇中の早大に意地を見せられ第2セットは22ー25で落とし、セットカウントは1−1のドローに。
第3セット、エンジンのかかってきた早大の猛攻撃を受けるチーム。しかし早大との試合のために強化してきたというブロックフォローが今までのどの試合よりも効果的に機能。相手に気持ちよく打たせず、なおかつ攻撃に円滑に繋げるプレーを展開。池田亮輔(体3)は、「ラリーが続くゲームになる事が予想されていたので、チャンスボールを作ることをチーム全体で意識していた」と話す。しかし早大の猛攻に耐えきれず第3セットを22ー25で落とした。

△チーム全員で盛り上げる
後がない第4セット、守りに入ることなく攻めのバレーを見せるが、第4セットを23ー25で落とし、セットカウント1−3で試合を終えた。
池田は、「1セット目を取れたことで気の緩みが出てしまった。相手のセットプレーの精度が高く、セットをそのまま続けて落としてしまった」と試合を振り返った。
また安部翔大主将(体4)は、「早大戦に向けてつなぎの強化を意識してきた、全カレに向けてもっと精度を高めていきたい」と話した。
秋季関東大学男子1部リーグ
第6日 駒澤大戦
3−0(25-17.25-18.25-9)
【スターティングメンバー】
31中道優斗(サイド)
10佐藤駿一郎(ミドル)
22飯田孝雅(サイド)
5米村恒輝(サイド)
11池田亮輔(ミドル)
13山本龍(セッター)
27高木啓士郎(リベロ)
【試合レポート】
Aグループ最終戦は駒澤大と対戦。
第1セット、前日の敗戦を糧に駒澤大戦は終始東海ペースで試合を運ぶ。12-8では佐藤駿一郎(体3)が空いたスペースにブロックを叩き込み得点。13-9でも佐藤が高さと速さを武器にクイックを決め、駒大を寄せ付けない。最後は中道のブロックポイントで一度もリードを許すことなく25-17で第1セットを先取した。

△クイックを打つ佐藤
続く第2セット、14-10で米村恒輝(体4)がスパイクを、17-11で中道がブロック得点を、19-14でまたもや佐藤がネットインでサービスエースを決めると流れに乗り、第2セットを25-18で連取した。

△スパイクを打つ米村
第3セット、3-1で22飯田孝雅(体2)が強烈サービスエースを決める。4-1では米村がブロックで相手コートにボールを叩き落としドシャっと。13-5でも長いラリーを米村が最後決めきり得点とした。途中出場の安部翔大主将(体4)が18-6でサービスエースを決めると、サーブで連続で相手を崩す。最後は中道があげたトスをセッターの山本龍(体3)が決め、25-9で第3セットを取り、セットカウント3-0でストレート勝利を収めた。

△強烈なサーブを打つ安部
安部は、「終始リードをする展開で、チームが理想とするバレーができたんじゃないかなと思う、今までに比べて雰囲気作りが上手くいっていると感じた」と話す。
高木は、「昨日負けた分、今日は自分たちのできることをしっかりやって勝とうと話していた」と振り返る。
Aグループの試合日程を全て終え、安部主将は、「全体の試合を通して、失うべきではなかったセットがあったなと感じる。リーグを通して成長できた部分を今後に生かしていきたい」と話した。






☆次戦は10月31日 順位決定戦です。Bグループ3位の日本大と対戦します。応援よろしくお願いします!
(記事・写真:清水優奈)
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