エース大倉が復帰 チームも好調
10月31日 関東大学リーグ戦 対早稲田大 @日本体育大学世田谷キャンパス

▲スターティングメンバーとして出場した4年生(左から佐土原、八村、大倉)
【スターティングメンバー】
#5 河村勇輝(体2)
#11 大倉颯太 (体4)
#23 佐土原遼 (体4)
#24 松崎裕樹(体3)
#86 八村阿蓮 (体4)
【試合レポート】
リーグ8戦目の相手は、攻守に渡るハードワークを強みとする早稲田大。東海大は大倉颯太(体4)が大怪我を乗り越えて試合復帰を果たし、スターティングメンバーとして出場した。
第1ピリオド、早稲田大は持ち味である中外のバランスの良さを生かし、神田誠仁選手(3年)のドライブや小野巧稀選手(1年)のスリーポイントシュートで得点を重ねる。対する東海大は西田公陽(2年)のオフェンスリバウンドやブロックショットで流れを変えることができるかと思えたが、残り2分で早稲田大に3本のスリーポイントシュートを許す。15-21と6点の差をつけられ、第2ピリオドへ。

▲チームハイの16得点を挙げた佐土原
第2ピリオド、西田陽成(体1)、佐土原、金近廉(体1)が外角のシュートを決め、一気に流れを掴み、同点に。さらに大倉、河村のドライブやアシストをきっかけに、佐土原、八村らがインサイドで得点を重ね、第2ピリオドだけで26得点を奪う。ディフェンスでもシュートが好調な早稲田大を4得点で抑え、攻守ともに東海らしさを発揮した。40-25で後半戦へ。

▲河村のアシストからダンクを決める八村
第3ピリオド、東海大は序盤から河村のドライブ、大倉のミドルシュート、松崎のスリーポイントシュートと良い流れで試合を支配する。松崎のブロックショットやプットバックも炸裂。武器であるチームディフェンス力の強さを見せつけ、60-36点と24点リードで最終ピリオドへ。

▲相手を抜き去り、ドライブを決める大倉
第4ピリオドも島谷怜(体3)のアシストやハーパージャンローレンスジュニア(体1)のスティールなどで、東海大は流れを渡さない。チームハイの16得点をあげた佐土原は、ハーパーのアシストから本日4本目のスリーポイントシュートを決める。早稲田大も終盤に小野選手が2本のスリーポイントシュートを決め、粘りを見せたが、東海大がペースを譲らないまま、85-49で勝利した。

▲スリーポイントシュートを決める西田(陽)
今試合で大怪我からの復帰を果たした大倉は、「この最高のチームで戦って、しっかり勝つ」ということをモチベーションにリハビリを乗り越えたという。怪我を負った当初は、約12か月の長期戦線離脱が予想されていたことに対し、「ポジティブに支えてくれたたくさんの方々のおかげで、目標としてきたリーグ戦での復帰ができた」と周囲への感謝を語った。
( 記事・写真・取材 : 古川 )
コメント