全国大学選手権への切符を掴む!リーグ戦優勝へ弾みをつける一勝関東大学リーグ戦 対法政大戦 @上柚木公園陸上競技場
東海大64―26法政大戦
(前半28―9 後半36―17)
〈スターティングメンバー〉
1PR木村星南(体4)
2HO土一海人(体4)
3PR星野克之(体4)
4LO小池隆成(体4)
5LO ワイサケ・ララトゥブア(体3)
6FLジョーンズ リチャード剛(体4)
7FLレキマ・ナサミラ(体3)
8NO.8ノア・トビオ(体4)
9SH竹村嶺(文社4)
10SO武藤ゆらぎ(体2)
11WTB林隆広(体4)
12CTB丸山凜太朗(体4)
13CTB 伊藤峻祐(体3)
14WTB谷口宜顕(体2)
15FB野口幹太(体4)
〈リザーブ〉
16徳田悠人(体4)
17田中煕(体4)
18前田翔(体4)
19富田晴大(体4)
20アフ・オフィナ(体2)
21清水麻貴(法3)
22横田大輝(体4)
23千葉真之亮(文社4)
〈マッチレポート〉
関東大学リーグ戦1部も終盤に差し掛かり、迎えた法政大との第5戦。これまでの4戦全てで先制点を奪ってきた東海大だった。この試合ではそれが一転。試合序盤にペナルティを取られ、PG(ペナルティゴール)を選択した法政大に先制点を許した。さらにミスから自陣で相手ラインアウト再開に。ゴール前までボールを運ばれるも、出だしの早い鋭いディフェンスが刺さりピンチを凌ぐ。マイボールとするがまたしてペナルティで流れを掴みきれず、トライを奪えない。すると再びペナルティゴールで0―6と離される。しかし17分にラインアウトから星野克之(体4)が待望のトライを奪い7―6。

△モールで押し込みトライを決め、POMにも選ばれた星野
その直後、流れに乗りたいところだったが、またしてもノックオンで相手スクラム。ここは法政大のコラプシングによって敵陣5メートルラインアウトでチャンスを掴むと、確実に星野が2本目のトライで14―6に。法政大ボールで再開後、キックボールをキャッチし大外に展開。レキマナサミラ(体3)が一気に敵陣に攻め入ると、さらに丸山凜太朗(体4)が巧みなステップでインゴールに迫る。ボールを落とすことなく、細かくパスを繋ぎ伊藤峻祐(体3)がトライを決め切った。

△敵陣に攻め入るレキマ
またしても法政大はペナルティゴールで東海大に迫る。しかしセンターライン付近からマイボールラインアウトでレキマが相手選手に囲まれながらボールを運びビッグゲイン。林隆広(体4)がインゴールに駆け込んだ。難しい角度からのコンバージョンキックなど計4本を難なく決め、28―9で前半を終えた。

△正確なキックで勝利に貢献した丸山
後半3分には右サイドのラインアウトからモールで押し込み土一海人(体4)がトライ決め、開始早々に得点。12分にも同じ展開で最後はワイサケ・ララトゥブア(体3)のトライで着実に得点をかさねた。その後は16分に前田翔(体4)トライで追撃を見せるも守備にミスが出てしまい、トライを取り合う展開に。それでもアフ・オフィナ(体2)のトライで反撃を見せると、34分、42分にラインアウトからの得点で田中煕(体4)が2トライ。後半だけで4本のトライをラインアウトから奪い、64―26で勝利。事実上の関東大学リーグ戦優勝決定戦となる次戦の日本大に向け、強みのセットプレーを生かす安定した攻撃力を見せつけ弾みをつけた。

△トライを決めたアフ
ジョーンズ リチャード剛主将(文社4)は、「ミスが出た中で、自分たちのラグビーの基礎に戻って試合を進行できたことが勝利に繋がったと思う」と試合を振り返った。
次戦は関東大学リーグ戦優勝をかけて日本大との全勝対決を迎える。この大一番に向け丸山凜太朗は、「日本大だからといって気負うことなく、今までやってきた自分たちのラグビーを貫けば必ず勝てる。もう一段階レベルアップするためにも頑張りたい」と意気込む。
△セットプレーで得点を重ねる選手たち

☆次戦は21日、14時より夢の島陸上競技場にて日本大と対戦します。応援よろしくお願いします!
(記事・写真:廣瀬愛理・塩澤風太)
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