【湘南校舎陸上競技部駅伝チーム】箱根駅伝直前!駅伝担当が選ぶ 注目コンビ紹介!

箱根駅伝直前!駅伝担当が選ぶ 注目コンビ紹介!

 
 ついに今年も東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の季節がやってきました!区間エントリーが発表され、どの区間に誰が走るのか、とてもワクワクしている最中だと思います!
 そんな中、東海スポーツは駅伝ファンの人もそうでない人も、箱根駅伝を存分に楽めるよう駅伝担当が注目の選手たちを紹介します。また、それ以外のエントリーメンバーも紹介しているので、ぜひこのブログを読んで当日一緒に応援しましょう!!


①まずはこの2年生トリオ!
〈左.溝口仁(体2)、中.入田優希(体2)、右.神薗竜馬(健2)〉

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 今回エントリーされた16名のうち、2年生ではこの3人が選ばれた。同級生ということもあり、日ごろから仲良くしているという3人。練習の間にするジョグを一緒に行ったり、休日には3人で買い物に行ったりと、生活をともにしている。
 また、全員九州出身という共通点もあり、高校時代からお互いに名前を知る間柄だったという。この共通点から、『九州トリオ』として今後チームを引っ張っていく存在ではあるが、誰かが活躍すると「絶対に負けたくない」と、お互いにライバル視もしている。「いつかは3人でタスキ渡しが出来るよう頑張りたい」と語るように、『九州トリオ』のタスキ渡しにも注目だ!



S__50077705.jpg △(左.入田、中.溝口、右.神薗)の『九州トリオ』


 溝口仁
 長崎・創成館高出身
 今年6月に行われた日本選手権1500㍍で、7位入賞を果たしたスピードスター溝口。今年度は長距離にも磨きをかけ、11月に行われた日体大記録会10000㍍でも28分24秒をマークするなど、成長が著しい存在だ。「集団走が得意」と語った溝口は、区間エントリーでは1区に選出!「持ち前の粘り強さとスピードで他大学との競り合いに勝ちたい」と意気込んでいる。
 

 入田優希
 熊本・九州学院高出身
 今年4月に5000㍍と10000㍍で自己ベストを更新するなど、急成長を遂げた選手の一人。箱根では8区を見据えており、自身の強みである『登り』を、「ラスト5㌔に待ち受ける上り坂で存分に発揮したい」と語った。夏合宿で粘り強さも強化し、長距離への対応力を見せる入田の走りに注目である。


 神薗竜馬
 鹿児島・鹿児島実業高出身
 今年の駅伝チームにおいて、一番の成長株と呼べる存在の神薗。トラックでは10000㍍で28分42秒をマーク、駅伝でも出雲5区5位、全日本5区6位と大車輪の活躍を見せ、ロードへの安定感を見せた。今後、エースの石原翔太郎(体2)とともにチームを引っ張っていく存在として、今後の成長にさらなる期待が高まる。



➁2組目は注目の1年生コンビ!
〈左.越陽汰(体1),右.梶谷優斗(体1)〉
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 まだ1年生ながら、1万㍍で28分台の記録を持つ2人は、入学当初からずっと同部屋だったとか!陸上の話はもちろん、ときには冗談も交えながら楽しみ合ってる、仲睦まじい関係性の2人。
 越は、夏場に怪我をしてしまった時に、「梶谷はいろんな大会で結果を残しているに・・・」と、共に切磋琢磨し合う仲だからこそ、ライバルの活躍に歯がゆい思いをしたという。それでも、越は焦ることなく万全に復帰へと進み、12月の合宿などでもお互いに意識し合いながら質の高い練習を積んできた。
 箱根では、大学駅伝デビューを果たし、チームの上位進出へ貢献する『同部屋コンビ』の走りに注目だ!


 越陽汰
 夏場に発症した怪我から復帰し、11月の日体大記録会で28分48秒をマークするも、「満足していない。在学中に27分前半をマークする選手に」と常に上を見据えている越。高校の先輩でもある本間敬大(体4)や松崎咲人(体3)を尊敬しつつ、「強い先輩を越せる選手に」と意気込んでいる。高校時代から名をはせていたその走力を遺憾なく発揮し、チームの上位進出へ貢献する走りに期待だ。


 梶谷優斗
 「絶対に箱根で走りたい」と、誰よりも箱根への熱い思いを持って入学してきた梶谷。見事1年目から箱根のエントリーメンバーに選ばれたその走力は、他大も含め同世代の中でも上位に入るなど実力は本物だ。昨年度の高校駅伝で、エース区間の1区を6位で駆け抜けたその走力で、チームを勢いづかせる走りに注目である。
 



 ☆ここからは、上記で紹介した2コンビ以外のエントリーメンバーを、写真付きでご紹介していきます!

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△左.現ラグビー部主将ジョーンズリチャード剛(文社4)
 1月2日は箱根駅伝はもちろん、ラグビー部(準決勝・明治大戦)も応援しましょう!駅伝担当も陰ながら応援しております。
 それはさておき、駅伝チーム主将の本間敬大(体4・写真右)。壮行会で、「総合6位以内が目標」と語っていたが、学長から「優勝を目指しなさい」と突っ込まれる場面も。チームの主将として、陸上人生の集大成として、人一倍思いがこもった主将の走りに注目である。


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△チームのエースである市村朋樹(体4)
 経験豊富で実績十分な市村。昨年度走れなかった箱根へ、「4年生らしく、後輩たちを引っ張る走りを」と語るように、エースの走りがチームの上位進出へカギを握る。


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△昨年度の全日本6区で区間賞の走りを見せた長田駿佑(体4・写真は壮行会)
 昨年度と同様、今年度の箱根でも9区に選ばれた長田。今年度は、怪我で出雲、全日本と走ることができず、悔しい駅伝シーズンとなっていたが箱根前に見事復帰。長距離でも安定した走力を持つ長田の走りに期待が集まる。
 

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△最終学年で念願の箱根メンバー入りを果たした吉冨裕太(体4)
 ついに箱根のメンバー入りへ。11月の1万㍍でも自己ベストの28分49秒を出すなど、勢いは上り調子!区間エントリーでは10区に選ばれ、「自分の力で一つでも上の順位に」と、4年生の熱い思いが、ゴールへと届けられる走りに注目だ。


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△ここ1年で急成長を遂げている金澤有真(政経3・上中央)
 強いライバルたちを退け、箱根へのエントリーメンバー入りに成功した金澤。1万㍍28分48秒の記録を持つその力を存分に発揮し、「目標の舞台」と語った箱根路で、チームの上位進出へ貢献する金澤の走りに期待だ。


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△『山下りの神』へ期待が寄せられる川上勇士(体3・写真は東海大記録会)
 昨年度の箱根6区で好走を見せた川上。今回も絶大なる信頼のもと6区に選ばれたが、「昨年よりも進化している」と自信を口にしているように、現6区区間記録を持つ館澤亨次選手(19年度卒・現DeNA)の57分17秒に迫る、いやその記録を破り、夢の56分台でチームに貢献する走りに注目である。


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△起伏が激しいコースを得意とする杉本将太(体3・写真は東海大記録会)
 昨年度まで3年連続で5区を走った西田壮志選手(20年度卒・現トヨタ自動車)に憧れ、5区への出走に闘志が燃えている杉本。端正な顔立ちとともに、往路の最後を颯爽とかけ走る杉本の走りに期待だ。


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△昨年度の箱根10区でも好走し、チームの上位進出へ期待が寄せられる竹村拓真(情理3・写真は東海大記録会)
 昨年度の箱根、今年度の全日本と、アンカーを任されられるなど両角監督からも期待十分な竹村。長距離への対応にも自信を持っており、さらなる進化を遂げ、箱根路を疾走と駆け抜ける走りに期待が集まる。


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松崎咲人(体3)の爆発的な走りに期待!
 1年以上の離脱からついに11月の全日本で復活。独特なオーラを持つ松崎は、物怖じしない性格で、1年時の箱根でも7区を区間3位で走るなど大舞台にも実績十分だ。「状態は万全」と語るように、その才能を遺憾なく発揮し、他大学のエースが集う花の2区でチームに勢いをつける走りに注目だ!


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△1年次から3大駅伝デビューを果たした水野龍志(体1・写真は東海大記録会)
 出雲で駅伝デビューを果たし、全日本でも16人のエントリーにも選ばれたほど両角監督から期待が寄せらている水野。箱根でも7区に選ばれたが、実力者が多い1年生で誰よりも早くデビューしたその実力に、箱根も含め今後注目すべき存在だ。


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△東海の秘密兵器!吉田響(体1)の走りでチームを上位へ導く!!
 「登りに自信がある」と吉田自身が語るように、5区を希望しているという吉田。強みである速いピッチ(足の回転数)を遺憾なく発揮し、箱根の険しい山を疾走と走る、鮮烈の駅伝デビューに期待である!


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△チームを支える山口順平主務(文社4)


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△今年度で指導11年目を迎える両角速駅伝監督(体育学部教授)
 昨年度まで在籍した名取燎太選手(現コニカミノルタ)を、度重なる怪我から復活させた両角監督下の『再生工場』において、この度、怪我から復帰の長田や松崎なども「監督の言葉に何度も助けられた」と、絶大なる信頼を置かれている両角監督。チームの大黒柱として、苦しい時もチームのために捧げてきたその手腕に、箱根での采配にも注目だ!


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駅伝チーム全員で箱根へ挑む!!



 来年1月2、3日に開催される箱根駅伝で、4年生は最後の大学駅伝となります。今回エントリーされた16名は、エントリーできなかった4年生の、そしてチーム全員の思いを背負い、全力で駆け抜けます!
 また、今回の区間エントリーは当日変更により変わる可能性があります。今回区間エントリーに選ばれなくてもまだまだ分かりませんので、箱根駅伝当日になお注目です!!
 残念ながら沿道での応援は自粛となってしまいましたが、当日はテレビ越しからの応援で、選手たちにエールを届けましょう!どうか熱い応援、何卒よろしくお願い致します。

(記事・写真:柳内紀輝、生越理紗子)

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