結果を受け止め今後につなげる4月10日(日)
関東大学選手権大会 第1戦
vs日本大 @ダイドードリンコアイスアリーナ
(0-3)
(0-4)
(0-3)
●0ー10
【登録メンバー】
GK35大野 智央 (体4)
GK31林 利樹 (体3)
DF11佐々中 健人 (文4)
DF16林 和矢 (工3) *副主将
FW23田中 郁弥 (体4)
FW19古舘 叶夢 (体4) *主将
FW28勝俣 耀斗 (工1)
DF 9寺地 智哉 (政4)
DF10朴 志容 (体2)
FW15西村 航汰 (体3)
FW24宮脇 怜央 (文4) *副主将
FW18村上 新 (体1)
DF 5 Oh Woojin (体3)
DF 6田中 怜大 (建1)
FW12齋藤 優輝 (工2)
FW 8矢野 琉斗 (体2)
FW21鈴木 裕貴 (建1)
DF13古屋 和聖 (体2)
【試合レポート】
季節を先取りした気候が続く4月10日、関東大学選手権大会が幕開けした。新体制で挑む初の公式戦の相手は日本大。主将の古舘叶夢(体4)が、「自分たちの理想とする展開ができなかった」と話すように、全体を通し日本大にリードを握られる試合となった。

△試合前の選手たち
試合開始直後、東海大は防戦に徹することに。自陣で日本大の猛攻を受ける苦しい状態からのスタートとなった。12分間ゴールを守り続けたが、日本大に先制点を奪われる。その後も2点、3点と圧倒的な高い決定力を見せつける相手に雰囲気に押されてしまう。第1ピリオド残り4分、センターサークルで試合が再開され、パックキープしたFW西村航汰(体3)がすばやく攻め込みシュートしたものの、ゴールを揺らすことはかなわなかった。

△FW西村
防戦一方のチームに対し白井慶監督は、「オフェンスができず受け身になってFWいるのは、相手の動きを見てから自分たちが動いているということ。”自分の行かせたい方向に相手を動かすポジショニング”をすること」を伝えたという。
第2ピリオドでも序盤から東海大が劣勢に立たされる展開が続き、日本大に4点の追加点。そのまま士気が沈んでしまうか、と思われたが、東海大が相手陣地に攻め込む時間が増える。DFのOh Woojin(体3)、FW古舘、FW宮脇怜央(体4)らを中心にゴール前までドライブ、シュートすることで点差が離れても点数を削り出すことに諦めない姿勢を見せた。また、中盤で出場したGK林利樹(体3)が日本大のシュート13本をセーブし、ゴールを死守した。
第1ピリオドでは東海大のシュート数は1本であったが、第2ピリオドでは8本シュートした。「バタついてはいたものの、ポジショニングがうまく行きはじめたことでシュートチャンスを見い出せた」と白井監督は語る。



△決してゴールを諦めない選手ら(1,2枚目:FW古舘、3枚目:FW宮脇)

△第2ピリオドで13本をセーブしたGK林
だが、その後の最終ピリオドでは4ゴールを許し、0ー10で試合を終えた東海大。
古舘主将は、「今日を迎えるまでの間で僅かながらに行えた氷上練習では、守りの形を重点的に行ったが、それ以前に試合に臨む感覚や、試合中のコミュニケーションなどチームに足りていない部分が見えた試合になった。『攻め』という決定的なチャンスは作り出すことができたので、そのチャンスを確実に決めていけるように練習する必要がある」と振り返った。
白井監督は、「点数差がついても諦めずにシュートブロックする選手、最後までパックを追いかけて奪ってやるという気持ちを持った選手の姿が見られてよかった。今回の結果を受け止め、見えてきた課題点を改善する中でチームとして成長してほしい」と話した。
☆16、17日に予定されていた2試合は相手校の辞退によって不戦勝となり、Fグループ1位で順位決定戦に進みました。最終戦となる次戦は、30日にEグループ1位となった専修大学との対戦です。
当日の試合は有観客試合と並行し、東京都アイスホッケー連盟のYoutubeチャンネルで配信されます!会場又はそれ以外の場所からでも、東海大アイスホッケー部への応援をよろしくお願いします!
(記事・写真=三村果凜)
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