Homegameで『マーメイズ』輝く4月23日(土) 関東学生春季リーグ戦第3戦
対桐蔭横浜大戦 @東海大湘南キャンパス総合体育館
(15ー9)
(16ー11)
〇31ー20【スターティングメンバー】
1 大山めい(体育学部4年)
3 白石理子(体育学部3年)
8 小柴夏輝(体育学部3年)
9 小林 愛(体育学部3年)
14當山桃加(体育学部4年)
20髙橋 凜(体育学部4年)
26大田歩果(体育学部2年)
28佐藤 愛(理学部2年)
【途中出場選手】
2 高木朔来(体育学部4年)
5 内藤ひな(政治経済学部4年)
6 上遠野空(体育学部1年)
10千葉有紗(体育学部1年)
11今井綾音(体育学部2年)
12千葉 楓(健康学部2年)
16眞方澪菜(文化社会学部4年)
34堤 愛渚(体育学部1年)
【試合レポート】
前週から関東学生春季リーグ戦が開幕し、開幕2連勝を飾った女子ハンドボール部、通称『マーメイズ』。今週は、1年ぶりとなるHomegameでさらなる連勝へ、土曜日の試合では桐蔭横浜大を迎えた。
前週での課題点を含めコミュニケーションを特に大事にし、1週間練習を取り組んできた選手たちは、試合序盤から猛攻を見せる。小柴の巧みなるカットインシュートから先取点を奪うと、當山の速攻や大田のテクニシャンなループシュートで得点を重ねる。前半10分を過ぎると、小柴のロングシュートを皮切りに6連続得点で桐蔭横浜大を突き放し、試合を優位に進めていく。その後は自分たちのミスから点差を縮められるも、小林による相手の隙を突いた約30㍍のエンプティシュートも見せ、前半を15ー9と6点差をつけて折り返す。

△前半だけで7得点の活躍を見せた小林
後半に入っても、前半の勢い止まらず髙橋の3得点を含む5連続得点で桐蔭横浜大を一気に突き放す。その後は自分たちのペースで試合が進み、後半中盤では當山や髙橋らのカットインからペナルティを奪い、7㍍スローで確実に得点を重ねていく。

△今年度は主務としてもチームを支えている髙橋
試合終盤では、メンバーをずらりと替え、下級生が中心に。その中でも1年の千葉有紗は、公式戦デビューとなる桐蔭横浜大戦で初得点を飾った。その後は、経験が浅いこともあり、自分たちのミスから相手に得点を重ねられるも、結果31-20と11点差をつけ快勝となった。

△初得点を獲得した千葉有紗
栗山雅倫監督(体育学部教授)からは、『野生児』 と表現。「いろいろな事に挑戦するその気持ちが、見ていてとても面白い」と称賛。
試合後には、東海大のHomegameではお馴染みの『竹本タクシー』さんのもと、主将の内藤ひなと栗山監督とへのインタビューが行われた。内藤は、「Homegameでとても緊張していたけど、自分たちの武器である粘りのディフェンスからの速攻が発揮できてよかった」と試合を振り返った。
また、チーム最多の9得点で春季リーグ戦開幕3連勝に貢献した小林は、「周りからのいいアシストで得点を決めることができた。前週の試合では自分のミスが多かったので、自分のプレーで貢献できてよかった」と語った。
4月24日(日) 関東学生春季リーグ戦第4戦
対早稲田大戦 @東海大湘南キャンパス総合体育館
(14ー10)
(12ー7)
〇26ー17【スターティングメンバー】
1 大山めい(体育学部4年)
3 白石理子(体育学部3年)
8 小柴夏輝(体育学部3年)
9 小林 愛(体育学部3年)
14當山桃加(体育学部4年)
20髙橋 凜(体育学部4年)
26大田歩果(体育学部2年)
28佐藤 愛(理学部2年)
【途中出場選手】
2 高木朔来(体育学部4年)
4 長谷川真穂(文化社会学部1年)
5 内藤ひな(政治経済学部4年)
6 上遠野空(体育学部1年)
11今井綾音(体育学部2年)
12千葉 楓(健康学部2年)
15新方里桜(文学部1年)
16眞方澪菜(文化社会学部4年)
【試合レポート】
Homegame第2戦となる今試合。開幕4連勝に向け挑んだのは、前日昨年度の関東学生秋季リーグ戦のチャンピオン・東京女子体育大を倒し、勢いに乗る早稲田大だ。
試合が始まると、その早稲田大の勢いに押され、失点を重ねてしまう。さらに、自分たちのミスなども重なり、開始10分で2ー5と3点差をつけられる劣勢に。それでも3年の小柴・白石のカットインシュートや、今季の春季リーグ戦からスタメン出場を続けている大田のサイドシュートで一気に同点に追いつく。

△チームの中心人物として、小柴とともにゲームメイクを行う白石 「今季は、自分のプレーだけでなく、ほかの選手の良さを活かしたプレーで得点を重ねられるよう頑張りたい」と意気込む。
その後は一進一退の攻防が続くも、小林の強烈なポストシュートなどで得点を重ね、少しずつ流れは東海大へと傾く。前半終盤では、相手の7㍍スローを2年の千葉楓が好セーブを見せ、前半を14ー10と勝ち越して終えた。
後半では、開始8分までお互いにミスが続き、中々得点が入らない展開に。沈黙の時間が続くも、切れ味あるプレーで何度も相手のディフェンスをかわしてきた小柴が、ここでもカットインシュートで相手のゴールを奪う。さらに、ここまでアシストに回ってきた白石のロングシュートも見られ、流れを完全に引き寄せた。
試合終盤では、前日同様下級生の積極的な起用もあり、多くの選手が出場する試合となった。ここまで途中出場ながら3試合に出場している1年の上遠野空を中心に、下級生が主体となって試合を進める。その後は相手の粘りもあり点差を縮められるも、26ー17で試合を終えた。

△栗山監督から「相手の勢いを止め、力強く前を狙い続けた」という理由からこの試合のMVPに選ばれた小柴
試合を振り返り栗山監督は、「自分たちらしい、不器用だけども新しいことに挑戦するプレーが見られてよかった」と話し、この2日間のHomegameについて、「コロナ禍でもスポーツでつながり合えるということを実感する最高な機会であった。携わってくださったすべての人に感謝している」と感謝の気持ちを語った。

△試合後には、『マーメイズ』全員で集合写真を
☆早稲田大の勝利で、春季リーグ戦開幕4連勝となった『マーメイズ』。次戦は30日16時半より、東京女子体育大にて同じく4連勝中の筑波大との対戦です。春季リーグ戦優勝に向け、大きな山場となるこの試合。彼女たちの全力で挑む姿に、ぜひとも応援よろしくお願いします!
(写真・記事=柳内紀輝、三村果凜)
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