【湘南校舎男子バレーボール部】 秋季関東大学リーグ戦 第1、2日 「3冠目に向け、一戦一戦を大切に」

3冠目に向け、一戦一戦を大切に


秋季関東大学男子1部リーグ
9月3日 第1日 VS 国際武道大
3ー0(25‐22.25‐23.25‐22)


【スターティングメンバー】
(サーブローテーション順)
#10 佐藤 隆哉(体育学部3年)(サイド)
#20 橘 奎汰(体育学部2年) (ミドル)
#13 飯田 孝雅(体育学部3年)(オポジット)
#22 中道 優斗(体育学部2年)(サイド)
#21 榎本 航己(理学部2年) (ミドル)
#1 山本 龍 (体育学部4年)(セッター)
#18 高木 啓士郎 (体育学部3年)(リベロ)

【途中出場メンバー】
#3 池田 亮輔(体育学部4年)(ミドル)
#5 櫻田 義春(体育学部4年)(セッター)
#28 角田 颯哉(体育学部1年)(サイド)
#30 白井 康靖(体育学部1年)(サイド)



【試合レポート】
 秋季リーグ開幕戦は春季リーグ戦2部で準優勝し、今季から1部に昇格をした国際武道大との戦いとなった。
チームは春季リーグ戦、東日本インカレともに優勝を果たし、3冠目となる秋季リーグ戦優勝を狙う。

 東日本インカレ時に教育実習のため戦線を離れていた主将の山本龍(体育学部4年)が戻ってきたものの、佐藤駿一郎(体育学部4年)、樋内竜也(体育学部4年)ら4年生が日本代表戦や腰のケガの影響で不在に。ミドルには初スタメン起用となる榎本航己(理学部2年)が入るなど2、3年生中心のチームで初戦に挑んだ。山本は、「スタメンに4年生一人で入っていたので、プレー面でも精神面でもブレないように臨んだ」という。


 第1セットは、相手サーブから試合がスタート。佐藤隆哉(体育学部3年)の安定したサーブレシーブから山本がトスを上げ、飯田孝雅(体育学部3年)がクロスに向かって打ち、1点目を取った。続く2点目は中道優斗(体育学部2年)のスパイクが決まる。そのまま東海大が一歩リードした状況で試合は進むも、国際武道大が徐々に追い上げ、15-15の同点に。16点目は、相手サーブを高木啓士郎(体育学部3年)がレシーブ、山本のトスが飯田に上がり、飯田の強打で点を奪った。17点目には、佐藤隆がサービスエースをとり、東海大のペースを取り戻す。19-16では、白井康靖(体育学部1年)がリリーフサーバーに。白井のサーブを相手リベロがレシーブし、攻撃されるも、白井や佐藤隆が体を張った守備を見せ、中道のスパイクで点を決めた。そのままリードをした状況を保ち、相手のサーブミスにより25-22でセットを先取した。

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△初スタメン出場となった榎本

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△白井に駆け寄る選手たち

 第2セットでは、中道のスパイクで1点目を取るも、お互いリードを許さない状況が続く。4ー3では、飯田の力強いサーブが決まり、スパイクだけでなくサーブでも存在感を放つ。その後も飯田、佐藤隆らの攻撃が決まるも、シーソーゲームでの試合展開は続き、23-23に。相手サーブを中道がレシーブし、山本がトスを上げ、佐藤隆のスパイクで24点目を奪いリードする。その勢いのまま、山本のサーブで相手の守備を崩し、返ってきたチャンスボールを高木がレシーブ。山本のトスから飯田のスパイクが決まり、25-23で勝利した。

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△守備面でも活躍を見せた中道

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△スパイクを打つ飯田

 セットカウント2ー0で第3セットへ。3セット目は、相手に先制されるも、飯田のスパイク、佐藤隆のサービスエースなどで連続得点を挙げる。13-7では、ラリーが続く中で相手のスパイクを飯田・橘のブロックにより1点を取った。6点リードした状況でタイムアウトを迎えたが、国際武道大が追い上げを見せ16-16の同点に。両者譲らず競っている状況が続いたが、22-20で飯田のスパイク、23-20で櫻田義春(体育学部4年)のサービスエースが決まり、流れを掴んだ東海は25-22で勝利。開幕戦をストレート勝ちで終えた。

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△攻撃面で貢献した佐藤隆

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△サービスエースを決めた櫻田


 試合を終え山本と中道は、「勝利できたことはいいことだが、自分たちのミスが多かった」と反省を口にする。「サーブレシーブやディグなど一本目が思うようにいかなかった」と中道。試合後、小澤翔監督(体育学部助教)に、「山本にボールをつなげば、山本はどうにかしてくれる」と言葉をかけられたという。「質にこだわり、まずは自分が1本目の土台をしっかりと作っていきたい」と語った。
また山本は、「全日本インカレでは完成体で戦えるように、秋季リーグ戦では9割くらいの完成度に仕上げていきたい。そのためにも、一戦一戦を大切に一本に集中してやっていく」と秋季リーグ戦での意気込みを語った。

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(写真・記事=今道由愛)



秋季関東大学男子1部リーグ
9月4日 第2日 VS 駒澤大
3ー0(25‐22.27‐25.25‐10)

【スターティングメンバ―】(サーブローテーション順)
#10 佐藤 隆哉  (体育学部3年) (サイド)
#3 池田 亮輔 (体育学部2年) (ミドル)
#13 飯田 孝雅 (体育学部3年) (オポジット)
#22 中道 優斗  (体育学部2年) (サイド)
#21 榎本 航己  (理学部2年) (ミドル)
#1 山本 龍  (体育学部4年) (セッター)
#18 高木 啓士郎 (体育学部3年) (リベロ)

【途中出場メンバー】
#5 櫻田 義春 (体育学部4年) (セッター)
#30 白井 康靖  (体育学部1年) (サイド)


【試合レポート】
 秋季リーグ戦第2日は、駒澤大と対戦となった。
第1セットは相手のサーブから試合開始。飯田孝雅(体育学部3年)のブロックアウトを狙ったスパイクで先制点を取った。2-6でのタイムアウト明けは飯田のスパイクから始まり、飯田のサーブ、榎本航己(理学部2年)のブロック、再び飯田のサーブと4連続得点で追いつく。接戦となり11-11では、池田亮輔(体育学部4年)のクイックが決まる。その後も相手のサーブミス、榎本のブロック、池田のサービスエースと3連続得点でリードを奪った。21-19で池田と白井康靖(同1年)がリリーフサーバーに。最後は榎本のクイックが決まり、25-22で第1セットを終えた。第1セットでブロック3得点を挙げた榎本は、「ブロックの際、コースを絞って抜けさせないことを一番意識した」と話した。

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△クイック、ブロックとチームに貢献した榎本

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△クイックを決めた池田

 第2セットは山本龍(同4年)のサーブから始まった。2-2の時、中道優斗(同2年)がスパイクを決める。15-15の時、佐藤隆哉(同3年)がスパイクを決める。タイムアウト明けの20-22では、飯田の強烈なスパイク、サーブと4連続得点を挙げる。同点に追いつき25-25では、榎本と櫻田義春(4年)が交代。櫻田のサーブで始まり、池田のブロックが決まり26-25に。そのまま最後の1点も奪い、27-25で第2セットを終えた。
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△スパイクを打つ中道

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△ブロックをする池田

 第3セットは相手のサーブで始まり、飯田のスパイクで1点先取。6-5では、佐藤隆のライトから力強いスパイクが決まる。佐藤隆のスパイクから流れを掴み、10ー6に。続く11点目は佐藤隆のライトから打ったスパイクが、相手レシーブを崩した。タイムアウト明けの14、15点目は佐藤隆スパイク、中道のクロスからの攻撃が決まる。飯田がサーブを11本打ち4本はサービスエース、スパイク5本と得点を量産。佐藤隆のスパイクが決まり、25-10で第3セットを終えた。

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△攻撃面で活躍を見せた飯田

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△スパイクを打つ佐藤隆


試合を振り返り飯田は、「夏の合宿から秋季リーグに向けて、ブロックアウトで点を取る練習をしてきたことがよく出来ていた。自分が得点となって次戦からも頑張っていきたい」と語った。

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(写真=今道・見上、記事=見上)


※更新が遅くなってしまい、申し訳ございません。第3日からも随時更新してまいります。

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