【湘南校舎女子ハンドボール部】 関東学生秋季リーグ戦 第5戦 「粘り強いディフェンスで接戦を制し、リーグ戦5連勝」

粘り強いディフェンスで接戦を制し、リーグ戦5連勝


9月18日(日)
関東学生秋季リーグ戦 第5戦
VS東京女子体育大 @東京女子体育大第7体育館

(14ー10)
(10ー10)
〇24ー20

【スターティングメンバー】
〈背番号・名前・学部学年・ポジション〉
1大山めい(体育学部4年)   ゴールキーパー
3白石理子(体育学部3年)   左45°
5内藤ひな(政治経済学部4年) 左サイド
8小柴夏輝(体育学部3年)   センター
9小林 愛(体育学部3年)   ポスト
14當山桃加(体育学部4年)   右サイド
20髙橋 凜(体育学部4年)   右45°
28佐藤 愛(理学部2年)    ポスト

【途中出場選手】
2高木朔来(体育学部4年)
26大田歩果(体育学部2年) 


【試合レポート】
 ここまで秋季リーグ戦4戦4勝と、春の王者が秋制覇へしっかりと勝ち星を積み上げている。苦しい試合も多く続くなか、チーム全員が「ディフェンスから速攻」を意識し、ビハインドの展開でも全て跳ね返してきた。その勢いのまま、前年度秋季リーグ戦優勝の東京女子体育大との対戦で5連勝を狙う。

 東海大ボールから始まった前半。自分たちのミスから相手ボールになると、ディフェンスの間を抜かれ先取点を奪われる。それでも、ディフェンスラインを下げずに積極果敢に前に出て戦う東海大は、白石理子(体育学部3年)がパスカットをすると小柴夏輝(体育学部3年)へロングパス。そのまま小柴が冷静に速攻を決め同点に追いつく。さらに、チームトップの得点を挙げる白石が連続でロングシュートを決めると、ポストの小林愛(体育学部3年)も続き試合序盤は3年生が高い得点力でチームをけん引した。

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△この試合チームトップの6得点を挙げた白石を中心に3年生3人が前半から得点を量産。
白石は「春は他の人を活かすことに意識をしていたけど、今は自分からも積極的に強く狙いにいく姿勢で挑んでいる」と、ここまで5試合を終え計36得点。持ち前のポテンシャルと前へ攻める気持ちでチームをけん引している

 前半中盤、2度の反則を取られ数的不利の展開に。それでも、夏の期間に意識して取り組んだ強いコンタクトで相手のミスを誘発し、最少失点で抑え込む。また、前日の国士舘大戦から大田歩果(体育学部2年)に代わって左サイドでスタメン出場している内藤ひな(政治経済学部4年)がチャンスで着実に得点を重ねると、小林のポストシュートや髙橋凜(体育学部4年)のロングシュートなどでリードを4点差まで広げ、自分たちのペースのまま前半を終える。

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△2試合連続でスタメン出場しているキャプテンの内藤は、この試合でも2得点の活躍。「落ち着いてプレーすることを意識して、皆がつないできたボールしっかり決め切ることができてよかった」と話す

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△また前日の国士舘大戦からは高木が怪我から復帰

 後半開始早々、小林が反則を取られ2分間の退場と相手に7㍍スローを与えてしまう。しかしここは東海大の絶対的な守り神・大山めい(体育学部4年)がシュートコースをしっかりと見切り好セーブ、得点を許さない。その後も大山が何度も相手のシュートを防ぐなど相手に得点を与えず、最大6点差までリードを広げた。
 だが、相手は「お互いに負けたくないという思いが強い」と内藤が語るように、長年にわたりライバル関係を築く東女大。昨年度までは、大いに苦しめられ何度も優勝を明け渡してきた。その東女大はこの試合でも安定した強さを見せ、1点差まで詰め寄られてしまう。

 それでも試合終盤、粘り強いディフェンスから攻撃へつなげると、途中から出場している大田が速攻を決めここ一番で大仕事。さらには試合終了間際、相手の7㍍スローを大山が完全に読み切りビッグセーブ。完全に相手の流れを断ち切り、24ー20で試合を終えた。勝負ところでの粘り強さが勝利を呼び込み、これでリーグ戦5連勝となった。

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△幾度となく相手シュートを止め、流れを断ち切る大山

試合を終え栗山雅倫監督(スポーツプロモーションセンター教授)は、「今日の試合は特にディフェンスをよく頑張った。相手は強さがあるチームだからディフェンスラインを下げないように意識して、1点差まで詰め寄れてしまったけど、そこで勇気を持ってディフェンスができていたのでよかった」と振り返る。


☆次戦は9月24日(土)16時より、筑波大との対戦です。秋季リーグも残り2戦、全勝対決となるこの試合で勝った方が優勝になります!主将の内藤は、「自分たちの『ディフェンスから速攻』を大事にし、今までやってきたことを存分に発揮して絶対に勝ちたい」と意気込んでいます。どうぞ全力で応援の方よろしくお願いします。

(取材・記事=柳内 紀輝、山本 大夢)

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