【湘南校舎女子ハンドボール部】コラム 「チームを明るく照らす太陽 内藤ひな」

チームを明るく照らす太陽 
内藤ひな



 これまで東海大を率いてきた歴代のキャプテンは、プレーで引っ張る選手が多く選ばれてきた。昨年度のキャプテン齊藤詩織選手(21年度卒・飛騨高山ブラックブルズ)も1年時から試合に出場し、最終学年となった昨年度もチームの先頭に立って、プレーでも声掛けでも全ての面でチームを引っ張ってきた選手だ。

 そんな齊藤キャプテンから受け継いだのが、今年度のキャプテン内藤ひな(政治経済学部4年)である。齊藤選手は卒業する直前の取材で、「ひなは静かなんだけどしっかりと自分の意見を持っていて、誰に対しても何でも言えるんです。チームの皆にとっても優しくて、そういう人柄がきっとチームを良くしてくれるんだろうなぁ」と内藤について話していた。
 齊藤選手からも信頼を寄せていた内藤だったが、キャプテンに就任した当初は「今までの先輩方のようにプレーで引っ張る自信がない」と不安で一杯だったいう。それでも責任感が人一倍強い内藤は、「主将になったからにはチームに対してできることを精一杯頑張るしかない」と奮起し、ここまでチームを引っ張ってきた。

 懸命な努力もあって、内藤は2季連続で最優秀選手に選ばれるまで成長した。栗山雅倫監督(スポーツプロモーションセンター教授)も、「決して派手のある選手ではないんだけど、チームを明るく暖かく照らしてくれる『チームの太陽のような存在』」と表現し、チーム皆から慕われ愛される存在となっていった。


☆春季リーグ戦での内藤選手の活躍は、学生新聞『東海スポーツ』の連載企画である”SMILE STORY”で掲載しました(2022年7月発行・第54号3面)。
まずは、SMILE STORY「仲間を輝かせるチームの太陽」をご覧ください!



仲間を輝かせるチームの太陽
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 心がホッと温まるような“笑顔”の写真を掲載する「SMILE STORY」。今回は、春季リーグ戦初優勝を果たした湘南校舎女子ハンドボール部の内藤主将が、チームメートの大田歩果(体育学部2年)を励ます場面をピックアップする。

 優勝を決めた上位リーグ第2戦東京女子体育大学戦。試合を終え、選手たちが喜びで分かち合う中、大田は一人悔しい表情を見せていた。
 大田と内藤はともに左サイドのポジションを務める。春季リーグ戦では、大田が全試合でスタメンとして活躍したが、優勝がかかるこの一戦だけは、「プレッシャーから思うようにプレーができなかった」という。チームは22―19で勝利するも、大田は個人として満足のいく内容とはならず肩を落としていた。
 そこですかさず「そんなに泣かないで。明日もあるからそこでがんばろう」と笑顔で声をかけたのが主将の内藤だった。
 春季リーグ戦を通して、すべての試合を見てきた記者は、内藤がチームメートを励ます姿を何度も見てきた。どんなに劣勢なときでもチームを鼓舞し続け、仲間が得点を決めたときには誰よりもうれしそうに喜んでいた。
 優勝という目標のために先頭に立って、チームを引っ張ってきた主将の内藤には、最優秀選手賞が選出された。記者もつられて笑みを浮かべてしまうほど、温かい笑顔で周りにいる仲間を輝かせる内藤は、チームにとって「太陽」のような存在だ。これからもその笑顔でチームを明るく照らし、初の大学日本一へと導いてくれるだろう。記者もその瞬間を待ちわびながら、チームを追い続けたい。




 今や『戦友コンビ』としてお互いに切磋琢磨し合う仲だが、春季リーグ戦の東女大戦でのこの場面が大田をより一層強くしたことに間違いはないだろう。そして、大田はこの秋チーム4位の21得点を決めるなど2年生ながら優勝に大きく貢献し、さらなる成長を遂げたのだった。

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△大田のルーティンである『試合前にする円陣の最後は、絶対内藤キャプテンとハイタッチ』は春からかかさず行ってきた。「同じポジションとして、戦友として、気合い入れの意味も込めて行っている」と、大田は内藤の力を携え、春・秋のリーグ戦を存分に戦い抜いた


 そんな春季リーグの大田とのエピソードも含め、秋リーグも内藤は誰よりも努力し、時にはチームの成長のため嫌われ者に買って出る場面もあったという。しかし、記者は春秋を通じて、ほかの選手が活躍したときに誰よりも嬉しそうに喜ぶ内藤を何度も見てきた。
 「人一倍声を出してチームを鼓舞するのが主将としての責任」。そう内藤は話すが、チームメートが勇気づけられるほどの喜びを表現する姿は、チームを思うキャプテンの姿そのもの。それを一番近くで見るチームメートは、内藤が厳しい発言をしても本当に嫌うことはなかっただろう。 

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△このような場面以外にも、試合中に見せたチームメイトへの笑顔は数え切れない

 そんなキャプテンが率いてきたチームだからこそ、リーグ戦2季連続優勝を達成できたのも大いに納得ができる。そして今後も、チームをどんな高い頂へ連れて行ってくれるのだろうか。
 さぁインカレの頂点へ、最高のキャプテンが全国の舞台でチームを明るく照らし、どんな試練があっても必ず優勝へと導いてくれるだろう。

 
(記事・写真=柳内 紀輝、三村 果凜)

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